
前盛の家(うち)では、田圃(たんぼ)を踏ませたり、畑を耕すときには、柔らかい鞭で働かせて、その後は、牛がくすぐったくなるぐらい綺麗になるぐらい水で身体を洗ってやって手入れして、もう一軒の家では、堅い藤の叩いて働かせて、その後も牛の身体を洗わんでからほっておいていた。だから、前盛の家(うち)の牛は、もう一軒の家の牛に、「こっちはもう上等にこうだが、あんたは、可哀相に苛められているね。」と言ったら、「あ、そうか。自分はこう涙ぐまっておるよ。」という話をしておったということだ。そしたら、こういうふうに牛を大切にした家は牛が相当繁盛したわけさな。だけど向こうの牛を苛めていた家の家系は、牛が養われなくなって繁盛しないわけさな。
| レコード番号 | 47O341956 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C142 |
| 決定題名 | 牛の愚痴 前盛家とウキバラ家(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 西銘行雄 |
| 話者名かな | にしめゆきお |
| 生年月日 | 19160623 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡与那国町祖納 |
| 記録日 | 19970910 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那国町祖納 T15 A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 前盛,田圃,手入れ,繁盛 |
| 梗概(こうがい) | 前盛の家(うち)では、田圃(たんぼ)を踏ませたり、畑を耕すときには、柔らかい鞭で働かせて、その後は、牛がくすぐったくなるぐらい綺麗になるぐらい水で身体を洗ってやって手入れして、もう一軒の家では、堅い藤の叩いて働かせて、その後も牛の身体を洗わんでからほっておいていた。だから、前盛の家(うち)の牛は、もう一軒の家の牛に、「こっちはもう上等にこうだが、あんたは、可哀相に苛められているね。」と言ったら、「あ、そうか。自分はこう涙ぐまっておるよ。」という話をしておったということだ。そしたら、こういうふうに牛を大切にした家は牛が相当繁盛したわけさな。だけど向こうの牛を苛めていた家の家系は、牛が養われなくなって繁盛しないわけさな。 |
| 全体の記録時間数 | 3:09 |
| 物語の時間数 | 3:09 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯(雑音あり) |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |