
サンアイイソバは、仲屋金盛に嘘をつかれて兄弟達を殺されたから、「もう残念。」と昔は下袴(かがん)ていう着物があるわけさ。その中に自分の短刀を隠して、一生懸命宮古まで渡ったらしいよ。渡って行って、仲屋金盛に、「自分の兄弟は死んでしまって頼る者がいないから、自分を家内にしてくれんか。」とサンアイイソバがお願いするわけさ。お願いしたら相手は喜んで、「じゃあ、結婚しよう。」というから、自分が持って行った一斗甕を出して、「これを飲んで仲良くなりましょう。はいどうぞ。」っていってあげたらしい。一斗甕は重いから仲屋金盛が甕を落とした途端に、「女でさえこれで飲むのに、あんた男だからこれあげて飲めるのは当たり前ではないか。」って言うから、金盛が重い甕を持ち上げて飲んでいる時に、サンアイイソバが金盛の喉を短刀で切ったという話は聞いておる。
| レコード番号 | 47O341950 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C142 |
| 決定題名 | サンアイイソバ 補足(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 西銘行雄 |
| 話者名かな | にしめゆきお |
| 生年月日 | 19160623 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡与那国町祖納 |
| 記録日 | 19970910 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那国町祖納 T15 A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | サンアイイソバ,仲屋金盛,下袴,短刀,宮古,結婚,一斗甕,短刀 |
| 梗概(こうがい) | サンアイイソバは、仲屋金盛に嘘をつかれて兄弟達を殺されたから、「もう残念。」と昔は下袴(かがん)ていう着物があるわけさ。その中に自分の短刀を隠して、一生懸命宮古まで渡ったらしいよ。渡って行って、仲屋金盛に、「自分の兄弟は死んでしまって頼る者がいないから、自分を家内にしてくれんか。」とサンアイイソバがお願いするわけさ。お願いしたら相手は喜んで、「じゃあ、結婚しよう。」というから、自分が持って行った一斗甕を出して、「これを飲んで仲良くなりましょう。はいどうぞ。」っていってあげたらしい。一斗甕は重いから仲屋金盛が甕を落とした途端に、「女でさえこれで飲むのに、あんた男だからこれあげて飲めるのは当たり前ではないか。」って言うから、金盛が重い甕を持ち上げて飲んでいる時に、サンアイイソバが金盛の喉を短刀で切ったという話は聞いておる。 |
| 全体の記録時間数 | 2:02 |
| 物語の時間数 | 1:55 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯(雑音あり) |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |