鬼虎(共通語)

概要

宮古は山がないので水が少ないのかよく飢饉のある島だった。鬼虎は宮古島の狩俣から10才くらいのときに米一斗と交換して与那国に連れてこられた。鬼虎は大きくなって頭は三斗俵くらいあった。そして島を支配した。しかし首里の命令で仲宗根豊見親と司が鬼虎に酒を飲ませて、宮古の飢饉の現状の話をして同情をかい、油断しているところを殺した。その後、娘は宮古に連れていかれた。底のない樽を浜に置き、これを水でいっぱいにしたら与那国に帰してやると言われ、娘は泣きながら昼も夜も水を汲んでいた。ある人が見かねて底を入れてあげようやくいっぱいにすることができたが、高い丘に登ったところで死んでしまった。このことは鬼虎の娘のアヤグとして残っている。鬼虎が与那国で悪さをしたという話はない。ただサンアイイソバのようにいいことをたくさんしたという話もない。

再生時間:9:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O341936
CD番号 47O34C141
決定題名 鬼虎(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間苗
話者名かな いけまなえ
生年月日 19191217
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19970910
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T14 A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 飢饉,鬼虎,宮古島,狩俣,米,交換,与那国,首里,仲宗根豊見親,司,娘,底のない樽,アヤグ,サンアイイソバ
梗概(こうがい) 宮古は山がないので水が少ないのかよく飢饉のある島だった。鬼虎は宮古島の狩俣から10才くらいのときに米一斗と交換して与那国に連れてこられた。鬼虎は大きくなって頭は三斗俵くらいあった。そして島を支配した。しかし首里の命令で仲宗根豊見親と司が鬼虎に酒を飲ませて、宮古の飢饉の現状の話をして同情をかい、油断しているところを殺した。その後、娘は宮古に連れていかれた。底のない樽を浜に置き、これを水でいっぱいにしたら与那国に帰してやると言われ、娘は泣きながら昼も夜も水を汲んでいた。ある人が見かねて底を入れてあげようやくいっぱいにすることができたが、高い丘に登ったところで死んでしまった。このことは鬼虎の娘のアヤグとして残っている。鬼虎が与那国で悪さをしたという話はない。ただサンアイイソバのようにいいことをたくさんしたという話もない。
全体の記録時間数 9:23
物語の時間数 9:23
言語識別 共通語
音源の質 ◯(雑音あり)
テープ番号
予備項目1

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