蛇婿入り(共通語)

概要

桃の節句になんで女性は浜下りせんといけんかというとね、ここで言っているのは、毎晩毎晩綺麗な男性が来るんだって。この女性は不安になって物知りのお婆さんに、「自分のところにこうして毎晩その男性が来るんだけど、どうするかねえ。」って言って話したら、「そうか、そんならばね、長く紡いだ苧麻(ちょま)の苧(う)をね、針に通して、その人が来たら、分からないようにその人の髷に刺して行かして、あんたはそれをたよって、どこに行くのか行ってごらん。」て言うから、その通りにしたら、糸はどんどん行くと、石の洞窟(が ま)のところに行くと、中の方から声が聞こえて、「今日はね、自分はその人にね、子どもを宿してきた。」と話しているから、この女性は、「ありゃ、これは人間でない。これは大変だ。」ってもう驚いてるわけ。そしたら「しかし、三月三日の浜下りのときに海に行って足を洗うと子どもはみんな流れてしまう。」と言う声が聞こえて、「それは残念。そんなこともあるなら油断できないな。」と言うから、こういう話を聞いて、その女性は、それからもう帰ってきて、それから三月の浜下りのときに真先に浜に行って足を潮で洗うとね、もう蛇の子どもがいっぱい流れ出たっていう話。これはここだけじゃなくて沖縄本島もそれだと思う。

再生時間:2:30

民話詳細DATA

レコード番号 47O341820
CD番号 47O34C135
決定題名 蛇婿入り(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間苗
話者名かな いけまなえ
生年月日 19191217
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19970312
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T10 A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 桃の節句,女性,浜下り,物知りのお婆さん,苧麻,苧,針,髷,洞窟,声,子ども,三月三日,足,洗う,蛇の子ども
梗概(こうがい) 桃の節句になんで女性は浜下りせんといけんかというとね、ここで言っているのは、毎晩毎晩綺麗な男性が来るんだって。この女性は不安になって物知りのお婆さんに、「自分のところにこうして毎晩その男性が来るんだけど、どうするかねえ。」って言って話したら、「そうか、そんならばね、長く紡いだ苧麻(ちょま)の苧(う)をね、針に通して、その人が来たら、分からないようにその人の髷に刺して行かして、あんたはそれをたよって、どこに行くのか行ってごらん。」て言うから、その通りにしたら、糸はどんどん行くと、石の洞窟(が ま)のところに行くと、中の方から声が聞こえて、「今日はね、自分はその人にね、子どもを宿してきた。」と話しているから、この女性は、「ありゃ、これは人間でない。これは大変だ。」ってもう驚いてるわけ。そしたら「しかし、三月三日の浜下りのときに海に行って足を洗うと子どもはみんな流れてしまう。」と言う声が聞こえて、「それは残念。そんなこともあるなら油断できないな。」と言うから、こういう話を聞いて、その女性は、それからもう帰ってきて、それから三月の浜下りのときに真先に浜に行って足を潮で洗うとね、もう蛇の子どもがいっぱい流れ出たっていう話。これはここだけじゃなくて沖縄本島もそれだと思う。
全体の記録時間数 2:34
物語の時間数 2:30
言語識別 共通語
音源の質 ◯(雑音あり)
テープ番号
予備項目1

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