キディモノ(共通語)

概要

あっちこっちの角のガジマルの木の生えてるところには、よくキディモノがいるという話があったさね。キディモノは人間の中でも、神様みたいな物知りのお婆さんなんかよく見えるさね。だけど節(しち)の三日間は、若い子でもよくあの神様の火とか、明かりが見えるわけさ。私の従兄弟は浦添に引っ越して行ったんだけど、あれも節(しち)の日にキディモノ火をよく見たからよ。キディモノ火の色もね、見る人は見るけど、普通の人は分からないと言っとった。祖納の婆さんは、深い赤い火もあるし、遠い火もあるし、もういろんな火があるって言っていて、よく、「どこそこでこんな火が、今見えた。だれかさんが怪我するから、注意しなさいよ。」って言われていたよ。また、人が死ぬときも、こんなに墓場にもついていく火が前もって出るわけさ。あの婆さんは、火を見て火事のこととか、喧嘩があることとか、いろんなのをよく見とったさ。

再生時間:2:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O341796
CD番号 47O34C134
決定題名 キディモノ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 盛島キヨ
話者名かな もりしまきよ
生年月日 19140617
性別
出身地 不明
記録日 19960917
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町比川 T08 B13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,30
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ガジマルの木,キディモノ,節,神様,キディモノ火
梗概(こうがい) あっちこっちの角のガジマルの木の生えてるところには、よくキディモノがいるという話があったさね。キディモノは人間の中でも、神様みたいな物知りのお婆さんなんかよく見えるさね。だけど節(しち)の三日間は、若い子でもよくあの神様の火とか、明かりが見えるわけさ。私の従兄弟は浦添に引っ越して行ったんだけど、あれも節(しち)の日にキディモノ火をよく見たからよ。キディモノ火の色もね、見る人は見るけど、普通の人は分からないと言っとった。祖納の婆さんは、深い赤い火もあるし、遠い火もあるし、もういろんな火があるって言っていて、よく、「どこそこでこんな火が、今見えた。だれかさんが怪我するから、注意しなさいよ。」って言われていたよ。また、人が死ぬときも、こんなに墓場にもついていく火が前もって出るわけさ。あの婆さんは、火を見て火事のこととか、喧嘩があることとか、いろんなのをよく見とったさ。
全体の記録時間数 2:42
物語の時間数 2:20
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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