ハマカンダの由来(共通語)

概要

浜いっぱいにのびるグンバイヒルガオは、ここではハマカンダと言うけど、これを比川では根なしかずらっていう意味のミナチカンダって言っていますよ。これは葉がぱあっと浜にいっぺんに広がるから、深い根がないという意味で、本当に根がないという意味でじゃないですね。比川の浜にはそのピンク色の朝顔みたいな花がすごく咲くんだよね。その花の由来のお話があるんです。これはね、大昔ね、母親と息子が住んでいたって。そしたら息子がね、漁に漁に出たけど帰ってこない。母親はもう気が気でなくてね、もうあっちこっちの磯端をみな探すけどもいない。だから村人がみんな総出でね、二日がかり、三日がかりで探したけれども見つからないから、村人がね、「ああ、どこを探してもいなかった。」って言ったときにね、その母親が残念がって、ハアーともう大きな息を吐いて倒れたときに、その場で吐いた息と一緒に、そこにね、わあっともみんなかずらになって広がったの。母親がそのまま浜のミナチカンダになったというんですね。ここの浜にもハマカンダがあって、その花はよく夕方にきれいに見えるんですけど、これ見るたんびにこの話を思い出す。

再生時間:3:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O341729
CD番号 47O34C131
決定題名 ハマカンダの由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間苗
話者名かな いけまなえ
生年月日 19191217
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19960918
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T06 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 おばあさんに聞いた。
文字化資料
キーワード 浜,グンバイヒルガオ,ハマカンダ,比川,根なしかずら,ミナチカンダ,母親,息子,漁,息
梗概(こうがい) 浜いっぱいにのびるグンバイヒルガオは、ここではハマカンダと言うけど、これを比川では根なしかずらっていう意味のミナチカンダって言っていますよ。これは葉がぱあっと浜にいっぺんに広がるから、深い根がないという意味で、本当に根がないという意味でじゃないですね。比川の浜にはそのピンク色の朝顔みたいな花がすごく咲くんだよね。その花の由来のお話があるんです。これはね、大昔ね、母親と息子が住んでいたって。そしたら息子がね、漁に漁に出たけど帰ってこない。母親はもう気が気でなくてね、もうあっちこっちの磯端をみな探すけどもいない。だから村人がみんな総出でね、二日がかり、三日がかりで探したけれども見つからないから、村人がね、「ああ、どこを探してもいなかった。」って言ったときにね、その母親が残念がって、ハアーともう大きな息を吐いて倒れたときに、その場で吐いた息と一緒に、そこにね、わあっともみんなかずらになって広がったの。母親がそのまま浜のミナチカンダになったというんですね。ここの浜にもハマカンダがあって、その花はよく夕方にきれいに見えるんですけど、これ見るたんびにこの話を思い出す。
全体の記録時間数 3:31
物語の時間数 3:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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