考行嫁(共通語)

概要

昔、大変親孝行だけど、子どもができないでいる嫁さんがいてね、たまたま、そのお嫁さんが、「お爺さんが逝かれる前に大きなお祝いをしてあげよう。」とお爺さんの八五歳の生年祝いをしてあげたそうだ。ここではね、八五歳の祝いは、干支によってやるの。だけど、八八まで健康でいたらやるトーカチの祝いはね、干支と関係なしに、この世にお別れのお祝いだってやるから、それにあやかって徳を授けてもらいたい人は、招待されない人でも誰でも来たい人は来ていい祝いなの。それで、そのお祝いが済んで、今度九七歳まで迎えたときに生まれ変わりってことでカジマヤーでお祝いしてあげる。お爺さんにその祝いをしてやったら、その後でね、妊娠して子どもができたそうだ。だから、「親のことをこうしたらない手が生えるっていうのはほんとだなあ。なるほど、子ども生まれないで諦めていたけど、こうして親の孝行したら、子どもが生まれて手が増えるわけだな。」ってゆった話を聞いたことがあるの。手というのは、人手のことで子供ができたことを「手が生える」って言っているんですよ。

再生時間:5:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O341728
CD番号 47O34C130
決定題名 考行嫁(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間苗
話者名かな いけまなえ
生年月日 19191217
性別
出身地 沖縄県八重山郡与那国町祖納
記録日 19960918
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T06 A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 30,80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 親孝行,子ども,お嫁さん,お爺さん,お祝い,八五歳,干支,トーカチの祝い,九七歳,カジマヤー
梗概(こうがい) 昔、大変親孝行だけど、子どもができないでいる嫁さんがいてね、たまたま、そのお嫁さんが、「お爺さんが逝かれる前に大きなお祝いをしてあげよう。」とお爺さんの八五歳の生年祝いをしてあげたそうだ。ここではね、八五歳の祝いは、干支によってやるの。だけど、八八まで健康でいたらやるトーカチの祝いはね、干支と関係なしに、この世にお別れのお祝いだってやるから、それにあやかって徳を授けてもらいたい人は、招待されない人でも誰でも来たい人は来ていい祝いなの。それで、そのお祝いが済んで、今度九七歳まで迎えたときに生まれ変わりってことでカジマヤーでお祝いしてあげる。お爺さんにその祝いをしてやったら、その後でね、妊娠して子どもができたそうだ。だから、「親のことをこうしたらない手が生えるっていうのはほんとだなあ。なるほど、子ども生まれないで諦めていたけど、こうして親の孝行したら、子どもが生まれて手が増えるわけだな。」ってゆった話を聞いたことがあるの。手というのは、人手のことで子供ができたことを「手が生える」って言っているんですよ。
全体の記録時間数 6:52
物語の時間数 5:50
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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