
サンアイイソバは大女だった。ティンダバナのパサグアミティ(狭い道)は正面向いて通れなかったほどだった。当時、宮古の仲宗根豊見親が与那国を支配しようと伺っていた。イソバはヤティクの見張り所で番をさせていた。豊見親たちは東崎のあたりで何日も上陸をしないで、隙をみて上陸した。彼らは風上から火をつけた。その後、豊見親を捕まえたイソバは方言で語りかけた。イソバは「殺したのか生け捕りしたのか」と聞いたのだが方言を理解しないで「殺した」と答えるとイソバは体を引き裂こうとしたので「生け捕りにした」と慌てて答えたので助かり、その隙を見て船で逃げていった。イソバは一旦諦める。その後、イソバは酒をたくさん持って宮古に行き、仲宗根豊見親の妻にしてくれと頼むと、豊見親は喜んで酒を飲み交わした。その時にイソバは豊見親の首を切った。
| レコード番号 | 47O341690 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C128 |
| 決定題名 | サンアイイソバ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 西銘行雄 |
| 話者名かな | にしめゆきお |
| 生年月日 | 19160623 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡与那国町祖納 |
| 記録日 | 19960918 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那国町祖納 T04 B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | サンアイイソバ,大女,ティンダバナ,パサグアミティ,宮古,仲宗根豊見親,与那国,酒 |
| 梗概(こうがい) | サンアイイソバは大女だった。ティンダバナのパサグアミティ(狭い道)は正面向いて通れなかったほどだった。当時、宮古の仲宗根豊見親が与那国を支配しようと伺っていた。イソバはヤティクの見張り所で番をさせていた。豊見親たちは東崎のあたりで何日も上陸をしないで、隙をみて上陸した。彼らは風上から火をつけた。その後、豊見親を捕まえたイソバは方言で語りかけた。イソバは「殺したのか生け捕りしたのか」と聞いたのだが方言を理解しないで「殺した」と答えるとイソバは体を引き裂こうとしたので「生け捕りにした」と慌てて答えたので助かり、その隙を見て船で逃げていった。イソバは一旦諦める。その後、イソバは酒をたくさん持って宮古に行き、仲宗根豊見親の妻にしてくれと頼むと、豊見親は喜んで酒を飲み交わした。その時にイソバは豊見親の首を切った。 |
| 全体の記録時間数 | 8:06 |
| 物語の時間数 | 8:06 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |