
昔、与那国島には人間は住めなかった。それは犬が人を食い殺すからだった。しかし、一人の女だけは食い殺されず、夫婦のような生活をしていた。ある日、島に男の人が流れ着いた。島に人の気配がしたので探してみた。すると女の人がいたので泊めてくれるようにお願いしたが、犬があなたを食い殺すから駄目だと断った。男の人は女の人からいつどこからその犬が帰ってくるか聞き出し、それを待ち伏せして犬を殺した。その後、男は女の家に行き、犬を殺したことを伏せて生活するようになった。それから男と女は夫婦になった。ある時、男は女に犬を殺したことを告白した。女は夜中に起きて犬の遺骨を掘り出して骨を抱いて死んだ。
| レコード番号 | 47O341643 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C126 |
| 決定題名 | 犬神由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 冨里康子 |
| 話者名かな | ふさとやすこ |
| 生年月日 | 19160723 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡与那国町祖納 |
| 記録日 | 19960917 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那国町祖納 T02 A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 与那国島,犬,食い殺す,女,夫婦,男,殺した,遺骨 |
| 梗概(こうがい) | 昔、与那国島には人間は住めなかった。それは犬が人を食い殺すからだった。しかし、一人の女だけは食い殺されず、夫婦のような生活をしていた。ある日、島に男の人が流れ着いた。島に人の気配がしたので探してみた。すると女の人がいたので泊めてくれるようにお願いしたが、犬があなたを食い殺すから駄目だと断った。男の人は女の人からいつどこからその犬が帰ってくるか聞き出し、それを待ち伏せして犬を殺した。その後、男は女の家に行き、犬を殺したことを伏せて生活するようになった。それから男と女は夫婦になった。ある時、男は女に犬を殺したことを告白した。女は夜中に起きて犬の遺骨を掘り出して骨を抱いて死んだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:38 |
| 物語の時間数 | 3:34 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |