
昔、先妻が生んだ継子と継母の子供がいた。漁師の父親が海から魚を獲って来ると、継母は継子には頭だけを食べさせ、自分の子供には身のところばかりを食べさせていた。お父さんはそれを見て、「こんなことではいけない。」と翌日は海で魚を料理し、魚の頭の中に身を入れておいた。継母はそれを知らないで、いつものようにその頭を継子に食べさせると、継母の子供は、継子が身が沢山入っている魚の頭を食べているのを見て、「お母さん、私も頭の方を食べたい。身は食べない。」と言った。翌日は、お父さんは頭をそのままにしていたが、継母は自分の子供に頭を食べさせた。その子供は、「私のものには少しも身がない。」と泣いたそうだ。
| レコード番号 | 47O341613 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C124 |
| 決定題名 | 継子話 魚の頭(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 目差ウナリ |
| 話者名かな | めざしうなり |
| 生年月日 | 19010219 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡与那国町祖納 |
| 記録日 | 19760805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那国町祖納 T71 A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 八重山諸島民話集 P98 |
| キーワード | 継子,継母,父親,魚,頭,身のところ |
| 梗概(こうがい) | 昔、先妻が生んだ継子と継母の子供がいた。漁師の父親が海から魚を獲って来ると、継母は継子には頭だけを食べさせ、自分の子供には身のところばかりを食べさせていた。お父さんはそれを見て、「こんなことではいけない。」と翌日は海で魚を料理し、魚の頭の中に身を入れておいた。継母はそれを知らないで、いつものようにその頭を継子に食べさせると、継母の子供は、継子が身が沢山入っている魚の頭を食べているのを見て、「お母さん、私も頭の方を食べたい。身は食べない。」と言った。翌日は、お父さんは頭をそのままにしていたが、継母は自分の子供に頭を食べさせた。その子供は、「私のものには少しも身がない。」と泣いたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:56 |
| 物語の時間数 | 2:43 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |