雀孝行(共通語)

概要

昔、妹の雀はハドヤーといい、姉の燕はマタラーという。ある時、母が病気で寝込んでしまったので、母は、「雀も燕も来ておくれ。私の看病してちょうだい。」と連絡し、雀はこれは大変だと家の事もかまわずに、大急ぎで来て、お母さんの看病をしてあげたが、燕は、「機織りをしているから、織り終ったら行こう。今は行けない。」って返事をしたって。雀は一人でできる限りの手を尽し看護に当たっていたが、病気は軽くならず重態になり、もちそうになかったので、母は雀に、「私はもうだめだ。一生懸命孝行してくれてありがとう。お前は親孝行だからお米を食べて生きていきなさい」と言い残してとうとう亡くなったって。燕は機を織り終え、それを縫って着てきたので間にあわず、母は亡くなり、葬式にも間にあいきれず、ゆうゆうと着物を縫って来たので、「お前は親の死に目にも来ない親不孝者だ。もう来る必要はないから帰れ。」と叩かれたので羽が裂けた。

再生時間:1:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O341572
CD番号 47O34C121
決定題名 雀孝行(共通語)
話者がつけた題名
話者名 真地文子
話者名かな まじふみこ
生年月日 19270915
性別
出身地 不明
記録日 19760803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T54 A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく) ムカシムカシ
伝承事情 金城ヒデさんのおばさんにあたる松竹イカハシさんに聞いた。
文字化資料
キーワード 妹,雀,ハドヤー,姉,燕,マタラーと,母,病気,看病,大急ぎ,機織り,孝行,お米,粟,葬式,親不孝者,羽
梗概(こうがい) 昔、妹の雀はハドヤーといい、姉の燕はマタラーという。ある時、母が病気で寝込んでしまったので、母は、「雀も燕も来ておくれ。私の看病してちょうだい。」と連絡し、雀はこれは大変だと家の事もかまわずに、大急ぎで来て、お母さんの看病をしてあげたが、燕は、「機織りをしているから、織り終ったら行こう。今は行けない。」って返事をしたって。雀は一人でできる限りの手を尽し看護に当たっていたが、病気は軽くならず重態になり、もちそうになかったので、母は雀に、「私はもうだめだ。一生懸命孝行してくれてありがとう。お前は親孝行だからお米を食べて生きていきなさい」と言い残してとうとう亡くなったって。燕は機を織り終え、それを縫って着てきたので間にあわず、母は亡くなり、葬式にも間にあいきれず、ゆうゆうと着物を縫って来たので、「お前は親の死に目にも来ない親不孝者だ。もう来る必要はないから帰れ。」と叩かれたので羽が裂けた。
全体の記録時間数 2:41
物語の時間数 1:40
言語識別 共通語
音源の質 ◯(雑音)
テープ番号
予備項目1

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