蛇婿入り(共通語)

概要

あるところに大事に育てられているきれいな娘がいた。この家は隙間もなくきっちり閉まっていたのに、どういうわけか夜遅くなるとどこからかきれいな男が入り込んでくるようになった。体の様子が変わったのに気がついた娘は隣のお婆さんに相談する。お婆さんは麻の糸をいっぱいつないでおいて針に通し男の髷に刺しておいて後をたどりなさいと言った。娘は言われたとおり糸を辿っていくとガマの中に入っていった。そこで蛇が話をしていた。一匹が「自分は人間の娘に子供を作ってきた」と言った。するともう一匹の蛇が「人間は利口だから三月三日の節句の日にヨモギ餅を作って食べて海に行って水に浸かれば子供は流れてしまう」と言った。娘はこのことをお婆さんに相談すると、その通りにしなさいというのでヨモギ餅を食べて海に行った。すると蛇の子が流れた。これが三月三日の浜下りの由来である。

再生時間:3:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O341515
CD番号 47O34C117
決定題名 蛇婿入り(共通語)
話者がつけた題名
話者名 嵩西節子
話者名かな たかにしせつこ
生年月日 19090217
性別
出身地 不明
記録日 19760805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那国町祖納 T51 A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード きれいな娘,きれいな男,体,様子,お婆さん,麻の糸を,針,髷,ガマ,蛇,話,子供,人間,利口,三月三日,節句の日,ヨモギ餅,海,浜下り
梗概(こうがい) あるところに大事に育てられているきれいな娘がいた。この家は隙間もなくきっちり閉まっていたのに、どういうわけか夜遅くなるとどこからかきれいな男が入り込んでくるようになった。体の様子が変わったのに気がついた娘は隣のお婆さんに相談する。お婆さんは麻の糸をいっぱいつないでおいて針に通し男の髷に刺しておいて後をたどりなさいと言った。娘は言われたとおり糸を辿っていくとガマの中に入っていった。そこで蛇が話をしていた。一匹が「自分は人間の娘に子供を作ってきた」と言った。するともう一匹の蛇が「人間は利口だから三月三日の節句の日にヨモギ餅を作って食べて海に行って水に浸かれば子供は流れてしまう」と言った。娘はこのことをお婆さんに相談すると、その通りにしなさいというのでヨモギ餅を食べて海に行った。すると蛇の子が流れた。これが三月三日の浜下りの由来である。
全体の記録時間数 3:46
物語の時間数 3:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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