大歳の盗人(共通語)

概要

昔、金持ちの家と貧乏な家があった。金持ちに子供はなく、貧乏の家には子供がたくさんいた。ある大晦日の夜、正月に食べるごちそうがなかった貧乏人の家の主人は、金持ちの家に忍び込んだ。家の中をさがし回って食べ物を見つけている貧乏人を金持ちの主人はずっと見ていて、言った。「お前はどうしてこんなことをするのだ」。貧乏人は、「はい、明日は正月だというのに、子供達に食べさせるものもなく、何か食べる物はないかと思ってやって来ました」と説明すると、金持ちはそのままご馳走を持ち帰らせた。貧乏人は家に帰って、子供達にこのことを話すと、子供達は一生懸命働くようになり、貧乏人は家族全員を連れてこの金持ちの家へお礼に行く。すると、金持ちの主人が食べ物やお金をあげた。みんなは感謝し、また一生懸命働いたので、貧乏だった家はどんどん豊かになっていった。そして、後々には貧乏な家の次男が、子供のいない金持ちの家の跡継ぎにもなったという話。

再生時間:4:51

民話詳細DATA

レコード番号 47O231541
CD番号 47O23C113
決定題名 大歳の盗人(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮平カメ
話者名かな みやひらかめ
生年月日 19050916
性別
出身地 仲里村真謝
記録日 19890916
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 仲里T03A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 仲里の民話P410
キーワード 大晦日,盗人,貧乏人,金持ち
梗概(こうがい) 昔、金持ちの家と貧乏な家があった。金持ちに子供はなく、貧乏の家には子供がたくさんいた。ある大晦日の夜、正月に食べるごちそうがなかった貧乏人の家の主人は、金持ちの家に忍び込んだ。家の中をさがし回って食べ物を見つけている貧乏人を金持ちの主人はずっと見ていて、言った。「お前はどうしてこんなことをするのだ」。貧乏人は、「はい、明日は正月だというのに、子供達に食べさせるものもなく、何か食べる物はないかと思ってやって来ました」と説明すると、金持ちはそのままご馳走を持ち帰らせた。貧乏人は家に帰って、子供達にこのことを話すと、子供達は一生懸命働くようになり、貧乏人は家族全員を連れてこの金持ちの家へお礼に行く。すると、金持ちの主人が食べ物やお金をあげた。みんなは感謝し、また一生懸命働いたので、貧乏だった家はどんどん豊かになっていった。そして、後々には貧乏な家の次男が、子供のいない金持ちの家の跡継ぎにもなったという話。
全体の記録時間数 4:51
物語の時間数 4:51
言語識別 共通語
音源の質 △ 周囲の声あり 
テープ番号
予備項目1

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