宮平さんの先祖は、唐の国の北京の人で学問に優れており、沖縄にも度々来て学問を教えていた。ある年沖縄に来た時に船が難破して、浦添の勢理客に打ち上げられた。その人は浦添にいた美しい娘と結婚し、子供を生んだ。その息子が入り婿になって久米島の真謝に来た。それが宮平さんの20代前の先祖である。次の代の人も親達と同じように中国と交易をし、航海していたので航海の神を祀る天后宮を信仰し、その信仰が代々続き、後の世になって初代の先祖と二代目の先祖は、もともとは天后宮とは別な所に墓があったが天后宮に祀られるようになった。
レコード番号 | 47O231501 |
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CD番号 | 47O23C112 |
決定題名 | 天后宮に祀られている先祖(共通語) |
話者がつけた題名 | - |
話者名 | 宮平正一 |
話者名かな | みやひらせいいち |
生年月日 | 19180101 |
性別 | 男 |
出身地 | 仲里村 |
記録日 | 19890916 |
記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
元テープ番号 | 仲里T01A01 |
元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
分類 | 20 |
発句(ほっく) | - |
伝承事情 | - |
文字化資料 | 仲里の民話P126 |
キーワード | 天后宮,唐,航海 |
梗概(こうがい) | 宮平さんの先祖は、唐の国の北京の人で学問に優れており、沖縄にも度々来て学問を教えていた。ある年沖縄に来た時に船が難破して、浦添の勢理客に打ち上げられた。その人は浦添にいた美しい娘と結婚し、子供を生んだ。その息子が入り婿になって久米島の真謝に来た。それが宮平さんの20代前の先祖である。次の代の人も親達と同じように中国と交易をし、航海していたので航海の神を祀る天后宮を信仰し、その信仰が代々続き、後の世になって初代の先祖と二代目の先祖は、もともとは天后宮とは別な所に墓があったが天后宮に祀られるようになった。 |
全体の記録時間数 | 5:42 |
物語の時間数 | 5:42 |
言語識別 | 共通語 |
音源の質 | △ 周囲の声あり |
テープ番号 | - |
予備項目1 | - |