スツウプナカ(共通語)

概要

昔、ウィグスクカンドゥヌという人が多良間に鍛冶を持ってきた。鍛冶屋ができて、農機具が進歩することによって豊かになった。しかしながら、毎年、粟の収穫期になると山羊が粟を食い荒らすので、ある晩、畑の中で見張りをしていると、山羊の群れがやってきて粟を食い荒らした。追い払うと海の方へ逃げたので、追っていくとボラに姿を変え、海の中に入っていった。そのことをユタに聞いてみると、豊作であっても神様に感謝する気持ちがないから、海の沖合いの神の祟りによるものであると言い、収穫の初穂で神酒を作り、いろいろな供え物を作って神様に捧げると、ますます豊作になると言う。しかし、このように村をあげての行事になると金が掛かるので、反対する人々も出てきて、なかなか意見がまとまらない。それを何とかまとめようと、ある人が、節祝を行なわないことにしようと村中を触れ回った。するとその人は原因不明で死んでしまった。そのことも神の祟りと思って、それからは村中の人々が節祝に参加するようになり、現在まで続いている。

再生時間:3:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O234577
CD番号 47O23C239
決定題名 スツウプナカ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 野里栄
話者名かな のさとさかえ
生年月日 19100601
性別
出身地 多良間村字塩川
記録日 19780808
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 多良間T25A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 多良間村の民話P181
キーワード ウィグスクカンドゥヌ,多良間,鍛冶屋,農機具,粟の収穫期,山羊,粟を食い荒らす,ボラ,海の中,ユタ,豊作,神様に感謝する気持ちがない,海の沖合いの神の祟り,収穫の初穂,神酒,供え物,神様に捧げる,行事,節祝,神の祟り
梗概(こうがい) 昔、ウィグスクカンドゥヌという人が多良間に鍛冶を持ってきた。鍛冶屋ができて、農機具が進歩することによって豊かになった。しかしながら、毎年、粟の収穫期になると山羊が粟を食い荒らすので、ある晩、畑の中で見張りをしていると、山羊の群れがやってきて粟を食い荒らした。追い払うと海の方へ逃げたので、追っていくとボラに姿を変え、海の中に入っていった。そのことをユタに聞いてみると、豊作であっても神様に感謝する気持ちがないから、海の沖合いの神の祟りによるものであると言い、収穫の初穂で神酒を作り、いろいろな供え物を作って神様に捧げると、ますます豊作になると言う。しかし、このように村をあげての行事になると金が掛かるので、反対する人々も出てきて、なかなか意見がまとまらない。それを何とかまとめようと、ある人が、節祝を行なわないことにしようと村中を触れ回った。するとその人は原因不明で死んでしまった。そのことも神の祟りと思って、それからは村中の人々が節祝に参加するようになり、現在まで続いている。
全体の記録時間数 3:12
物語の時間数 3:12
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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