
嶺間按司と大立嶺按司が支那に行き、嶺間按司はことわざを、大立嶺按司は宝を持ち帰ってきた。嶺間按司が教えてもらったことわざは「クスムンディバ ティーヒキ。ティーンディバクスムスキ(腹が立ったら手を引っ込めなさい。手が出そうになったら気持ちを引っ込めなさい)」というものであった。彼らの妻と子供達は留守の間、用心のため男の格好をし、玄関には男もののぞうりとラン傘を置くようにしていた。帰ってきた嶺間按司はぞうり等を見てびっくりするが、確かめるために「嶺間按司の舟が帰ってきたぞ」と大きな声で言うと、家の中から男ではなく妻子が出てきた。嶺間按司は、ぞうり等は用心のためであるということを知る。大立嶺按司は、ことわざを知らなかったので、確かめることもせず、妻子を切り殺してしまった。真実を知った大立嶺按司は自殺してしまった。嶺間按司は、大立嶺按司の宝を譲り受け栄えた。
| レコード番号 | 47O234566 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C238 |
| 決定題名 | 嶺間按司と大立嶺按司(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 諸見里泰治 |
| 話者名かな | もろみざとたいじ |
| 生年月日 | 18931020 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村字塩川 |
| 記録日 | 19780807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T24A10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父から |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 嶺間按司,大立嶺按司,支那,ことわざ,宝,クスムンディバティーヒキ,ティーンディバクスムスキ,妻と子供達,留守,用心,男の格好,玄関,男もののぞうりとラン傘,妻子を切り殺した,自殺 |
| 梗概(こうがい) | 嶺間按司と大立嶺按司が支那に行き、嶺間按司はことわざを、大立嶺按司は宝を持ち帰ってきた。嶺間按司が教えてもらったことわざは「クスムンディバ ティーヒキ。ティーンディバクスムスキ(腹が立ったら手を引っ込めなさい。手が出そうになったら気持ちを引っ込めなさい)」というものであった。彼らの妻と子供達は留守の間、用心のため男の格好をし、玄関には男もののぞうりとラン傘を置くようにしていた。帰ってきた嶺間按司はぞうり等を見てびっくりするが、確かめるために「嶺間按司の舟が帰ってきたぞ」と大きな声で言うと、家の中から男ではなく妻子が出てきた。嶺間按司は、ぞうり等は用心のためであるということを知る。大立嶺按司は、ことわざを知らなかったので、確かめることもせず、妻子を切り殺してしまった。真実を知った大立嶺按司は自殺してしまった。嶺間按司は、大立嶺按司の宝を譲り受け栄えた。 |
| 全体の記録時間数 | 5:19 |
| 物語の時間数 | 5:19 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |