姥捨て山(方言)

概要

昔は母親は50歳過ぎると長男におんぶされて姥捨て山に連れて行かれた。ある親孝行の息子(役人)が、親を殺すわけには行かないと思い、奥のほうで養っていた。唐から灰縄を作ってくるようにとの問題が出された。どうして灰で縄が作れるかと疑問に思い、家に帰って親に聞いたら、きれいな箱を作ってその中に縄をぬうて置いて、これに火をつけたら、火が燃え尽きる頃には自然に灰の縄が出来ていると言った。それで問題は解決した。また次には、馬の親子を見分けてきなさいと言われた。親も子もどっちも同じ形だったので、これを定めることが出来なかった。それでまた親に聞くと、風に向かって立たせ、風上に立つのが親、風下に立つのが子であると教えてくれたのでこれも解決した。次の問題は、マンリー山を持ってきなさいということであった。また親に聞くと、このマンリー山を積む船を持ってきたら積みますと返事しなさいと言われたので、そのようにするとその問題も解決した。それで、どうしてそんなことが分かったかと尋ねられたので、実は親を殺さずに養っていて、その親が教えてくれた、と答えた。それから、親は宝である、年寄りは宝であるとし、親を殺さなくなった。

再生時間:2:47

民話詳細DATA

レコード番号 47O234316
CD番号 47O23C224
決定題名 姥捨て山(方言)
話者がつけた題名
話者名 波平ウモ
話者名かな なみひらうも
生年月日 19090118
性別
出身地 多良間村字塩川
記録日 19780808
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 多良間T11A19
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 母親,50歳過ぎ,長男におんぶ,姥捨て山,親孝行の息子,奥のほうで養った,唐から灰縄,馬の親子を見分ける,マンリー山,マンリー山を積む船,親が教えてた,親は宝,年寄りは宝
梗概(こうがい) 昔は母親は50歳過ぎると長男におんぶされて姥捨て山に連れて行かれた。ある親孝行の息子(役人)が、親を殺すわけには行かないと思い、奥のほうで養っていた。唐から灰縄を作ってくるようにとの問題が出された。どうして灰で縄が作れるかと疑問に思い、家に帰って親に聞いたら、きれいな箱を作ってその中に縄をぬうて置いて、これに火をつけたら、火が燃え尽きる頃には自然に灰の縄が出来ていると言った。それで問題は解決した。また次には、馬の親子を見分けてきなさいと言われた。親も子もどっちも同じ形だったので、これを定めることが出来なかった。それでまた親に聞くと、風に向かって立たせ、風上に立つのが親、風下に立つのが子であると教えてくれたのでこれも解決した。次の問題は、マンリー山を持ってきなさいということであった。また親に聞くと、このマンリー山を積む船を持ってきたら積みますと返事しなさいと言われたので、そのようにするとその問題も解決した。それで、どうしてそんなことが分かったかと尋ねられたので、実は親を殺さずに養っていて、その親が教えてくれた、と答えた。それから、親は宝である、年寄りは宝であるとし、親を殺さなくなった。
全体の記録時間数 2:47
物語の時間数 2:47
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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