打ち紙由来(共通語)

概要

3歳と5歳の女の子がいて、母親は亡くなり、父親と三人で暮らしていた。その家は貧乏で、子供に食べさせるものがなかった。それで父親は野菜を盗んできて食べさせた。野菜の主は犯人を捜していたが、とうとう掴まってしまった。理由を聞かれたので、「子供に食べさせるために盗んだ」と答えたが許してもらえず、殺されて野菜畑に埋められてしまった。子供達は父親がいなくなったので、村の役場の人がかわいそうにと連れて行ったが、後にどこかに里子に出された。その子達が13歳と14歳になった頃に、子守りをしながら道でちり紙を拾ってきて、七月お盆に竹で打ち供えた。その後、15歳と17歳の時も、ものがないので焼紙を供えた。そして父親を殺した人も亡くなった。殺された人の家から、「子供のためにお金を貸して下さい」と声がすると、「私の家に金はない」と殺した方から声が聞こえた。子供達は成長し結婚したが、その後も一緒に暮らし、その後もずっと焼紙を燃やした。その時から紙銭を供えるようになった。

再生時間:4:47

民話詳細DATA

レコード番号 47O234261
CD番号 47O23C222
決定題名 打ち紙由来(共通語)
話者がつけた題名 打ち紙由来
話者名 塩川朝輝
話者名かな しおかわちょうき
生年月日 19080215
性別
出身地 多良間村字塩川
記録日 19780808
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 多良間T09A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく) ンナーラー
伝承事情 祖母から
文字化資料
キーワード 3歳と5歳の女の子,母親は亡くなった,父親と三人暮らし,貧乏,野菜,里子,七月お盆,竹,焼紙,打紙
梗概(こうがい) 3歳と5歳の女の子がいて、母親は亡くなり、父親と三人で暮らしていた。その家は貧乏で、子供に食べさせるものがなかった。それで父親は野菜を盗んできて食べさせた。野菜の主は犯人を捜していたが、とうとう掴まってしまった。理由を聞かれたので、「子供に食べさせるために盗んだ」と答えたが許してもらえず、殺されて野菜畑に埋められてしまった。子供達は父親がいなくなったので、村の役場の人がかわいそうにと連れて行ったが、後にどこかに里子に出された。その子達が13歳と14歳になった頃に、子守りをしながら道でちり紙を拾ってきて、七月お盆に竹で打ち供えた。その後、15歳と17歳の時も、ものがないので焼紙を供えた。そして父親を殺した人も亡くなった。殺された人の家から、「子供のためにお金を貸して下さい」と声がすると、「私の家に金はない」と殺した方から声が聞こえた。子供達は成長し結婚したが、その後も一緒に暮らし、その後もずっと焼紙を燃やした。その時から紙銭を供えるようになった。
全体の記録時間数 4:47
物語の時間数 4:47
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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