
この話は仲順大主といって、大主には三人の男の子がいた。大主は三人の子供の心を試すため、一人づつ呼んで自分の話を聞かせて頼んだが、長男は「年寄っているからもう死んでもいい。自分の子供を捨てることはできない」と大主を押し倒した。次男にも同じように断わられる。最後に三男に話すと、「子供は産みかえることが出来るが、親はそうはいかないから子供を捨ててでも親孝行をします」といって承知する。大主が「子供を埋めるなら、東の森の中に1本松があるからその下に埋めなさい」というので、家内は子供を抱き、夫は鍬を持って探して回っていると1本松があった。夫は一鍬おろしては子供の顔を覗き、2回、3回と同じことを繰り返し、三尺掘った時、黄金が出てきた。その黄金を持って大主のところへ行くと、「お前達の心を試すためだったんだよ」といって、黄金も財産も三男に与え、後継ぎにした。
| レコード番号 | 47O234253 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C222 |
| 決定題名 | 子供の肝(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 子供の肝 |
| 話者名 | 本村恵幸 |
| 話者名かな | もとむらけいこう |
| 生年月日 | 19070802 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村字塩川 |
| 記録日 | 19780808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T09A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | ンケーンバナス |
| 伝承事情 | 祖父から |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 仲順大主,三人の男の子,心を試す,長男,次男,三男,親孝行,東の森の中に1本松,黄金 |
| 梗概(こうがい) | この話は仲順大主といって、大主には三人の男の子がいた。大主は三人の子供の心を試すため、一人づつ呼んで自分の話を聞かせて頼んだが、長男は「年寄っているからもう死んでもいい。自分の子供を捨てることはできない」と大主を押し倒した。次男にも同じように断わられる。最後に三男に話すと、「子供は産みかえることが出来るが、親はそうはいかないから子供を捨ててでも親孝行をします」といって承知する。大主が「子供を埋めるなら、東の森の中に1本松があるからその下に埋めなさい」というので、家内は子供を抱き、夫は鍬を持って探して回っていると1本松があった。夫は一鍬おろしては子供の顔を覗き、2回、3回と同じことを繰り返し、三尺掘った時、黄金が出てきた。その黄金を持って大主のところへ行くと、「お前達の心を試すためだったんだよ」といって、黄金も財産も三男に与え、後継ぎにした。 |
| 全体の記録時間数 | 3:15 |
| 物語の時間数 | 3:15 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |