
支那では50歳になると親を殺す風習があった。ある人は自分の親を殺すことができず、床下に隠していた。役人に「お前の親はどうしたか」ときかれたので「殺しました」と答えた。上司の方から「灰で綱をなって来い」と難題を出された。その人は父親に習って、綱をなって焼くと灰縄になり合格と言われた。今度は「木のどこが根本か」ときかれ、また親にきくと、「水に浮かべて沈んだほうは根本だ」と教えられ合格する。次は同じ馬の親子を探して来いと難題を出され、また親にきくと、「風の強い、雨の降る所へ連れて行ったら陰に行く方が子だ」と教えられ合格することができた。上司が、誰からその答えを習ったかときくと、父親からだといい、支那の王となることができ、それからは親を殺さなくても済むようになった。
| レコード番号 | 47O234250 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C222 |
| 決定題名 | 姥捨山 灰縄 木の本末 馬の親子(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 出世した親孝行者 |
| 話者名 | 塩川朝輝 |
| 話者名かな | しおかわちょうき |
| 生年月日 | 19080215 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 多良間村字塩川 |
| 記録日 | 19780807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 多良間T08B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | ンナーラー |
| 伝承事情 | 祖母から |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 支那,50歳,親を殺す風習,上司,灰で綱,難題,木,根本,水,馬の親子 |
| 梗概(こうがい) | 支那では50歳になると親を殺す風習があった。ある人は自分の親を殺すことができず、床下に隠していた。役人に「お前の親はどうしたか」ときかれたので「殺しました」と答えた。上司の方から「灰で綱をなって来い」と難題を出された。その人は父親に習って、綱をなって焼くと灰縄になり合格と言われた。今度は「木のどこが根本か」ときかれ、また親にきくと、「水に浮かべて沈んだほうは根本だ」と教えられ合格する。次は同じ馬の親子を探して来いと難題を出され、また親にきくと、「風の強い、雨の降る所へ連れて行ったら陰に行く方が子だ」と教えられ合格することができた。上司が、誰からその答えを習ったかときくと、父親からだといい、支那の王となることができ、それからは親を殺さなくても済むようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:18 |
| 物語の時間数 | 3:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |