芋泥棒と長者(共通語)

概要

私たちの部落にあった話。子供がたくさんいて、生活に困っている人がね、夜になって金持(えーきんちゅ)の畑に行って、毎日芋掘ってくるわけよ。子供たちに食べさせるためにさ。夜でなければできないさぁね。で、この金持は、「毎晩毎晩、芋掘られるから、今日こそは隠れて、誰が盗むか見てみよう。」というふうに考えを持 チたわけよね。そしたらね、この困っている人は子供たちが沢山おって食べさせることができないので、天に向かって、「子供たちが一人前になったらご恩返しをしますから、どうぞ神様、今日も芋を与えて下さい。」って拝んでおったって。これを隠れて見ておった主がよ、「これは自分が悪かった。ない者には与えるのがたてまえだから。」と言ってよ、そのつぎの晩からは、「毎晩毎晩芋掘りなさい」と言って掘らしたって。その後からはよ、そういうふうにやった家の子供たちが大きくなって、同じような財産持ちになったわけ。これがこの金持と親戚になったって。これ実際にあったことだよ。

再生時間:1:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O411897
CD番号 47O37C072
決定題名 芋泥棒と長者(共通語)
話者がつけた題名
話者名 上地ツネ
話者名かな うえちつね
生年月日 19120123
性別
出身地 与那城村桃原
記録日 19870731
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T14B10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 金持ちの畑,芋掘り,盗む,子沢山
梗概(こうがい) 私たちの部落にあった話。子供がたくさんいて、生活に困っている人がね、夜になって金持(えーきんちゅ)の畑に行って、毎日芋掘ってくるわけよ。子供たちに食べさせるためにさ。夜でなければできないさぁね。で、この金持は、「毎晩毎晩、芋掘られるから、今日こそは隠れて、誰が盗むか見てみよう。」というふうに考えを持 チたわけよね。そしたらね、この困っている人は子供たちが沢山おって食べさせることができないので、天に向かって、「子供たちが一人前になったらご恩返しをしますから、どうぞ神様、今日も芋を与えて下さい。」って拝んでおったって。これを隠れて見ておった主がよ、「これは自分が悪かった。ない者には与えるのがたてまえだから。」と言ってよ、そのつぎの晩からは、「毎晩毎晩芋掘りなさい」と言って掘らしたって。その後からはよ、そういうふうにやった家の子供たちが大きくなって、同じような財産持ちになったわけ。これがこの金持と親戚になったって。これ実際にあったことだよ。
全体の記録時間数 1:57
物語の時間数 1:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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