
宮城にガジュマルがあるでしょう。あのガジュマルの話ですね。昔は七月(じき)(七ヵ月)晴れて、七月雨降ったというときがあるでしょう。そのときにもう、今まで蓄えてあった種物なんか、みんな食べてしまったんですよ。七時期雨降ったときには薪は焚(た)けんで、そういう粟麦とか燃やしていたんです。しかしその後、そっちに知恵者がおってですよ。食べ物なんかみんな食べてしまったあとは困るから、そこにマジンという小屋を作って、必ず家庭から米とか粟とか持ってきて、こっちに積みよったんですよ。いざというときに非常用の食べ物として。これが何年続いたか知らないけれど、もうその小屋もいらなくなってしまったんです。その記念として、このガジュマルを植えたというんです。そういう話を私のお母さんから聞いたけれど、このガジュマルは植えてから長いことなるんですよ。こっちはまた宮城島の発祥地ですよ。宮城島の人たちは、こっちからだんだんだんだん下に行ったそうだ。
| レコード番号 | 47O411766 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C066 |
| 決定題名 | 宮城のガジュマルの由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名城文雄 |
| 話者名かな | なしろふみお |
| 生年月日 | 19130507 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 与那城村宮城 |
| 記録日 | 19870730 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T09B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | よなぐすくの民話P230 |
| キーワード | 宮城,ガジュマル,七ヵ月雨,薪,マジン |
| 梗概(こうがい) | 宮城にガジュマルがあるでしょう。あのガジュマルの話ですね。昔は七月(じき)(七ヵ月)晴れて、七月雨降ったというときがあるでしょう。そのときにもう、今まで蓄えてあった種物なんか、みんな食べてしまったんですよ。七時期雨降ったときには薪は焚(た)けんで、そういう粟麦とか燃やしていたんです。しかしその後、そっちに知恵者がおってですよ。食べ物なんかみんな食べてしまったあとは困るから、そこにマジンという小屋を作って、必ず家庭から米とか粟とか持ってきて、こっちに積みよったんですよ。いざというときに非常用の食べ物として。これが何年続いたか知らないけれど、もうその小屋もいらなくなってしまったんです。その記念として、このガジュマルを植えたというんです。そういう話を私のお母さんから聞いたけれど、このガジュマルは植えてから長いことなるんですよ。こっちはまた宮城島の発祥地ですよ。宮城島の人たちは、こっちからだんだんだんだん下に行ったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:35 |
| 物語の時間数 | 2:05 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |