
「仲村渠(なかんだかり)マカトゥー 大和(やまとう)までぃとぅぬぐ(仲村渠マカトーは大和まで知れるほど、機織りが上手で)まこと大和(やまとぅ)までぃ とぅぬぐマカトゥ(本当に大和まで知れるほど上手だった)。」という歌にもあるように、仲村渠マカトゥーは機織りが上手であったと。昔のお婆さんたちが話しておりましたよ。この人の夫はえらい人で、大和に勤めに出たそうだ。夫が着る袴(はかま)を、まえす袴と言って、マカトゥーが織ったらしい。あのグンジュミという金があるでしょう。あの金の穴から一反布がこんなに通りよったらしい。芭蕉の布だけど、今の五円みたいな金の、あの穴ぐわ ーから一反の芭蕉の反物が通りよったって。それくらい柔らかい布だったそうだ。大和に勤めに行く自分の夫に、まえす袴と言って作ってやったら、その場合に、大和までも仲村渠マカトゥーが織った着物と言って、伝わってね。「大和(やまとぅ)までぃとぬじ。」という歌が作られたそうだ。大和までも伝え話が耳に聞こえたという意味でしょう。
| レコード番号 | 47O411655 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C063 |
| 決定題名 | 仲村渠マカトゥー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名呉チエ |
| 話者名かな | なごちえ |
| 生年月日 | 19091012 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 与那城村上原 |
| 記録日 | 19870730 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T06A17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | よなぐすくの民話P225 |
| キーワード | ,「仲村渠マカトゥー,機織りが上手 |
| 梗概(こうがい) | 「仲村渠(なかんだかり)マカトゥー 大和(やまとう)までぃとぅぬぐ(仲村渠マカトーは大和まで知れるほど、機織りが上手で)まこと大和(やまとぅ)までぃ とぅぬぐマカトゥ(本当に大和まで知れるほど上手だった)。」という歌にもあるように、仲村渠マカトゥーは機織りが上手であったと。昔のお婆さんたちが話しておりましたよ。この人の夫はえらい人で、大和に勤めに出たそうだ。夫が着る袴(はかま)を、まえす袴と言って、マカトゥーが織ったらしい。あのグンジュミという金があるでしょう。あの金の穴から一反布がこんなに通りよったらしい。芭蕉の布だけど、今の五円みたいな金の、あの穴ぐわ ーから一反の芭蕉の反物が通りよったって。それくらい柔らかい布だったそうだ。大和に勤めに行く自分の夫に、まえす袴と言って作ってやったら、その場合に、大和までも仲村渠マカトゥーが織った着物と言って、伝わってね。「大和(やまとぅ)までぃとぬじ。」という歌が作られたそうだ。大和までも伝え話が耳に聞こえたという意味でしょう。 |
| 全体の記録時間数 | 3:57 |
| 物語の時間数 | 3:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |