
ね、私が十二、三のころにお祖父(じい)さんから聞いた話だけどね。お祖父(じい)さんが十二、三のころに、あれもまた漁師で、海に行かれてよくみたらしいんです。そのヌーヤーの下にトウシン丸という船が沈んでいて、マストもみんな見えよったと。東側の若い方に聞いたら、「これはそんなことはない」とは言っておるが、お祖父(じい)さんの話では、「確かにこれは、私はマストを見ておるんだから、沈んでおるんだよ。宝の船が沈んでおるかも知れん」と私(うち)に話していた。昔は鉢巻きしたり帽子かぶっていたら、そのヌーヤーの前から船が通れば、必ず申しも手拭いも取ってお辞儀をしたもんですが。いまではわかる人はそうやりますけれど、わからん人がたくさんいて、そういうことはあんまりしない。帽子も何もそのままですが、昔はそうでした。
| レコード番号 | 47O411440 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C050 |
| 決定題名 | 屋慶名のヌーヤー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山根清康 |
| 話者名かな | やまねせいこう |
| 生年月日 | 19180805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 与那城村屋慶名 |
| 記録日 | 19861214 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T22B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父 |
| 文字化資料 | よなぐすくの民話P313 |
| キーワード | 漁師,ヌーヤーの下,トウシン丸,宝の船 |
| 梗概(こうがい) | ね、私が十二、三のころにお祖父(じい)さんから聞いた話だけどね。お祖父(じい)さんが十二、三のころに、あれもまた漁師で、海に行かれてよくみたらしいんです。そのヌーヤーの下にトウシン丸という船が沈んでいて、マストもみんな見えよったと。東側の若い方に聞いたら、「これはそんなことはない」とは言っておるが、お祖父(じい)さんの話では、「確かにこれは、私はマストを見ておるんだから、沈んでおるんだよ。宝の船が沈んでおるかも知れん」と私(うち)に話していた。昔は鉢巻きしたり帽子かぶっていたら、そのヌーヤーの前から船が通れば、必ず申しも手拭いも取ってお辞儀をしたもんですが。いまではわかる人はそうやりますけれど、わからん人がたくさんいて、そういうことはあんまりしない。帽子も何もそのままですが、昔はそうでした。 |
| 全体の記録時間数 | 2:36 |
| 物語の時間数 | 2:20 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |