長い長い話(共通語)

概要

昔々、非常に話好きな王様がいたそうです。王様は自分の家来に、「あなたがたの話は面白いけれども、あんまり短くて。今から一週間以上話を続けられる人がいたら私の娘を嫁にやる。」と。そうしたら家来たちは、「私が二週間、話を続けてやるから。」と、あれもこれもみんなそれを希望して申し出たんだけれども、一日や二日で話が切れてしまう。どうしてもその一週間という話がなくて、みんな一週間の話をすることはできなかったそうです。そこへある一人の若い者が、「私が一週間の話に挑戦します。」と出たそうです。出たら、「昔々、あるところに大きな米倉があったそうです。その米倉は蟻が一匹出入りするだけ開いていたそうですが、その米倉から蟻が米粒を一つ一つ持ち出して、それからまた入ってきて、一つは持ち出す。くぅてぇ出じーくぅてぇ出じして‥‥。」その話が五日間も続いたので、王様は、「あんたのは話は、くぅーてー出(い)じーくぅーてー出(い)じーばかりか。」と言うたら、「はい、それは大きな国の米倉だから、一週間どころか三ヶ月でも話すことができますよお。」と言うたもんだから、王様はあきらめて、合格させたそうです。して、嫁に貰ったわけだな。

再生時間:2:41

民話詳細DATA

レコード番号 47O410904
CD番号 47O37C029
決定題名 長い長い話(共通語)
話者がつけた題名
話者名 兼城太勇
話者名かな かねしろたいゆう
生年月日 19120415
性別
出身地 与那城村照間
記録日 19861125
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T04B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P166
キーワード 話好きな王様,家来,一週間以上話,娘を嫁にやる,大きな米倉,蟻が一匹,米粒
梗概(こうがい) 昔々、非常に話好きな王様がいたそうです。王様は自分の家来に、「あなたがたの話は面白いけれども、あんまり短くて。今から一週間以上話を続けられる人がいたら私の娘を嫁にやる。」と。そうしたら家来たちは、「私が二週間、話を続けてやるから。」と、あれもこれもみんなそれを希望して申し出たんだけれども、一日や二日で話が切れてしまう。どうしてもその一週間という話がなくて、みんな一週間の話をすることはできなかったそうです。そこへある一人の若い者が、「私が一週間の話に挑戦します。」と出たそうです。出たら、「昔々、あるところに大きな米倉があったそうです。その米倉は蟻が一匹出入りするだけ開いていたそうですが、その米倉から蟻が米粒を一つ一つ持ち出して、それからまた入ってきて、一つは持ち出す。くぅてぇ出じーくぅてぇ出じして‥‥。」その話が五日間も続いたので、王様は、「あんたのは話は、くぅーてー出(い)じーくぅーてー出(い)じーばかりか。」と言うたら、「はい、それは大きな国の米倉だから、一週間どころか三ヶ月でも話すことができますよお。」と言うたもんだから、王様はあきらめて、合格させたそうです。して、嫁に貰ったわけだな。
全体の記録時間数 2:56
物語の時間数 2:41
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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