
ある人が、道の傍で糞をやりっぱなしにして、帽子を被せていたようだね。向こうから来るのは、大変なしたっぱ巡査だから、今日はあの巡査をいたずらしてやろうという魂胆(こんたん)だったんだね。糞を帽子で覆(おお)って、そばに座っていたら、この巡査が来て、「なんで、あんたはここに座っているか。」と聞いた。「ここに大変綺麗な鳥がいて、帽子で覆っているが、これはどうして取ったらいいか分かりません。」と言ったら、巡査は、「それなら、私が帽子を預かっておくから、あんたは何か紐(ひも)を捜してきなさい。」と言ったって。実際は鳥ではなくて、糞だったんだけどね。そしたら、紐を捜しに行った人が長らく待ってもこないので、この巡査は、どんな綺麗な鳥なんだろうと思って、ゆっくりゆっくり帽子を開けてつかまえたら、手が糞まみれになったという。
| レコード番号 | 47O410892 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C028 |
| 決定題名 | 小鳥は糞(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 田場スエ |
| 話者名かな | たばすえ |
| 生年月日 | 19240410 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 与那城村照間 |
| 記録日 | 19861125 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T04A22 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 30 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | よなぐすくの民話P185 |
| キーワード | 道の傍で糞,帽子,巡査,帽子,綺麗な鳥 |
| 梗概(こうがい) | ある人が、道の傍で糞をやりっぱなしにして、帽子を被せていたようだね。向こうから来るのは、大変なしたっぱ巡査だから、今日はあの巡査をいたずらしてやろうという魂胆(こんたん)だったんだね。糞を帽子で覆(おお)って、そばに座っていたら、この巡査が来て、「なんで、あんたはここに座っているか。」と聞いた。「ここに大変綺麗な鳥がいて、帽子で覆っているが、これはどうして取ったらいいか分かりません。」と言ったら、巡査は、「それなら、私が帽子を預かっておくから、あんたは何か紐(ひも)を捜してきなさい。」と言ったって。実際は鳥ではなくて、糞だったんだけどね。そしたら、紐を捜しに行った人が長らく待ってもこないので、この巡査は、どんな綺麗な鳥なんだろうと思って、ゆっくりゆっくり帽子を開けてつかまえたら、手が糞まみれになったという。 |
| 全体の記録時間数 | 1:28 |
| 物語の時間数 | 1:20 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |