ものいう牛(共通語混)

概要

昔、具志川(ぐしちゃー)ニンブーというニンブチャーがいた。ニンブーは知恵持(じんぶんむ)ちで、具志川イームトゥという家の奉公人だった。ある正月十六日のこと、ニンブーはその日にも使われて、牛を連れて田んぼに行かされたそうだ。「田を直して来なさい、シロカキを持って行って、ヤチバで直して来なさい。」と言われてね。田んぼへ行ったらね、その牛が、「マチャー、いゃーや、親祖先(うやふじー)うらんどぅあんなー。今日(ちゅー)や正月(しょーがち)ぬ十六日(じゅーるくにち)やしが、あんしわん使(ちか)いる。あんやたらぁ、いゃーや休(やす)めー、マチャー〔おい、マチャー、お前は親祖先もいないのか。今日は正月十六日だというのに、こんなに私を使うのか。それではいけないから、お前は休みなさい、マチャー〕。」と言ったそうだよ。それから、正月十六日にはみんな休むようになったって。

再生時間:1:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O410873
CD番号 47O41C028
決定題名 ものいう牛(共通語混)
話者がつけた題名
話者名 西平守保
話者名かな にしひらしゅほ
生年月日 19090112
性別
出身地 与那城村照間
記録日 19861125
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T04A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P370
キーワード 具志川ニンブー,具志川イームトゥ,奉公人,正月十六日,牛,田
梗概(こうがい) 昔、具志川(ぐしちゃー)ニンブーというニンブチャーがいた。ニンブーは知恵持(じんぶんむ)ちで、具志川イームトゥという家の奉公人だった。ある正月十六日のこと、ニンブーはその日にも使われて、牛を連れて田んぼに行かされたそうだ。「田を直して来なさい、シロカキを持って行って、ヤチバで直して来なさい。」と言われてね。田んぼへ行ったらね、その牛が、「マチャー、いゃーや、親祖先(うやふじー)うらんどぅあんなー。今日(ちゅー)や正月(しょーがち)ぬ十六日(じゅーるくにち)やしが、あんしわん使(ちか)いる。あんやたらぁ、いゃーや休(やす)めー、マチャー〔おい、マチャー、お前は親祖先もいないのか。今日は正月十六日だというのに、こんなに私を使うのか。それではいけないから、お前は休みなさい、マチャー〕。」と言ったそうだよ。それから、正月十六日にはみんな休むようになったって。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:28
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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