
昔は六十歳になると、年寄りはアムトゥの下に捨てられた。ある家のお婆さんも六十になって、孫がおぶって捨てにいくことになった。お婆さんは、孫が帰り道、道に迷うかもしれないと思ってね。担がれているんだが、歩いていくときに道のそばから木の葉小(はーぐわ ー)を折って、「私を置いてから、道に迷わないように家に帰りなさいよ。」と言って、木の葉小を道しるべとして落として言ったそうだ。それで、その孫はお婆さんを置いて、お婆がそんなに言いよったのにと思って、折られた木の葉小(はーぐわ ー)を道しるべとして、道にも迷わず家に帰ることができたという。それからあとは、親祖先(うやふぁーふじ)は捨てるもんじゃない、親祖先がこんなに子孫のことを思うのにと言って、捨てなくなったという話。この話は親から聞きましたよ。
| レコード番号 | 47O410782 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C026 |
| 決定題名 | 姥捨て山 枝折り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 兼城トミ |
| 話者名かな | かねしろとみ |
| 生年月日 | 19130610 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 与那城村照間 |
| 記録日 | 19861125 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T02A10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | よなぐすくの民話P396 |
| キーワード | 六十歳,年寄り,アムトゥの下,孫,木の葉, |
| 梗概(こうがい) | 昔は六十歳になると、年寄りはアムトゥの下に捨てられた。ある家のお婆さんも六十になって、孫がおぶって捨てにいくことになった。お婆さんは、孫が帰り道、道に迷うかもしれないと思ってね。担がれているんだが、歩いていくときに道のそばから木の葉小(はーぐわ ー)を折って、「私を置いてから、道に迷わないように家に帰りなさいよ。」と言って、木の葉小を道しるべとして落として言ったそうだ。それで、その孫はお婆さんを置いて、お婆がそんなに言いよったのにと思って、折られた木の葉小(はーぐわ ー)を道しるべとして、道にも迷わず家に帰ることができたという。それからあとは、親祖先(うやふぁーふじ)は捨てるもんじゃない、親祖先がこんなに子孫のことを思うのにと言って、捨てなくなったという話。この話は親から聞きましたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:56 |
| 物語の時間数 | 1:33 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |