キジムナーの話(共通語)

概要

そのウスメーは、公民館の上の方から・・、浜端という名で、浜の近くにあったから。その人が、浜端キジムナーと呼ばれていたが。姓は山城であった。いつも大漁で帰って来ていたらしい。その人はあまりにも大漁だったので、キジムナーとの話があったかどうかははっきり分らない。その魚の片目はキジムナーが取って食べていたらしい。いつも浜端を起こしに来ていたという話。ずっと前はよくキジムナーを見たので、化物か生きた物かは知らない。昔、豚小屋の所にガジマルがあって、そのガジマルを友達と二人で切ったら、そのなかにハブがいるかもしてないからと金の棒を持って来ていた。その時に、石の中に穴があったのでそれを金の棒でつついたが、もしかしたらその中にキジムナーがいたのかなと思う。ある夏、蚊帳を開けて寝ていたら、何かが蚊帳を開けて来るような感じがした。そうしているうちに寝てしまい、朝起きてみたらキジムナー火だったのか首の所に焼いたあとがあったが、何も痛くはなかった。それで木の根元に行って、「お前は湯をかけてやっつけてやる」と言ったら、その日でキジムナーは出ていなくなっていた。また、一厘銭を木に打ちつけた。浜端ウスメーは私の祖先で、ウスメーはいつもキジムナーが起こしに来たので、あとは恐くなってしまい、キジムナーに「あんたが一番恐ろしいのは何か」と聞くと、「手の長くて八つあるのが恐い。暁の鳥の鳴き声も恐い」と言った。それで浜端ウスメーは家の屋根の上に昇って、キジムナーが起こしに来る時間にクバ笠を被って鶏の鳴き真似をすると、キジムナーは逃げていなくなったという話。

再生時間:13:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O410726
CD番号 47O41C022
決定題名 キジムナーの話(共通語)
話者がつけた題名
話者名 浜端真佐
話者名かな はまばたまさ
生年月日 18990325
性別
出身地 与那城村平安座
記録日 19741118
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T23A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 浜端キジムナー,大漁,魚の片目,豚小屋,ガジマル,蚊帳,手の長くて八つあるのが恐い,暁の鳥の鳴き声,クバ笠,鶏の鳴き真似
梗概(こうがい) そのウスメーは、公民館の上の方から・・、浜端という名で、浜の近くにあったから。その人が、浜端キジムナーと呼ばれていたが。姓は山城であった。いつも大漁で帰って来ていたらしい。その人はあまりにも大漁だったので、キジムナーとの話があったかどうかははっきり分らない。その魚の片目はキジムナーが取って食べていたらしい。いつも浜端を起こしに来ていたという話。ずっと前はよくキジムナーを見たので、化物か生きた物かは知らない。昔、豚小屋の所にガジマルがあって、そのガジマルを友達と二人で切ったら、そのなかにハブがいるかもしてないからと金の棒を持って来ていた。その時に、石の中に穴があったのでそれを金の棒でつついたが、もしかしたらその中にキジムナーがいたのかなと思う。ある夏、蚊帳を開けて寝ていたら、何かが蚊帳を開けて来るような感じがした。そうしているうちに寝てしまい、朝起きてみたらキジムナー火だったのか首の所に焼いたあとがあったが、何も痛くはなかった。それで木の根元に行って、「お前は湯をかけてやっつけてやる」と言ったら、その日でキジムナーは出ていなくなっていた。また、一厘銭を木に打ちつけた。浜端ウスメーは私の祖先で、ウスメーはいつもキジムナーが起こしに来たので、あとは恐くなってしまい、キジムナーに「あんたが一番恐ろしいのは何か」と聞くと、「手の長くて八つあるのが恐い。暁の鳥の鳴き声も恐い」と言った。それで浜端ウスメーは家の屋根の上に昇って、キジムナーが起こしに来る時間にクバ笠を被って鶏の鳴き真似をすると、キジムナーは逃げていなくなったという話。
全体の記録時間数 14:06
物語の時間数 13:52
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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