
畑の中に牛が繋がれている。そこに農夫が通りがかり、その人に牛が声をかける。「自分の願いを聞いてほしい。向こうに見える瓦家は私が若い頃働いていた家だが、若い頃は私もろく働いたので大切にしてくれた。歳とって働けなくなったので、山に捨てられた。私が働いたので家も造ることが出来たのに」と」言い、「貴方があの主人の家に行き『ウシがものを言う』と強く言いなさい。主人は信じないはずだから1つ賭けをしようと言いなさい。もし牛がものを言わなければ自分が生きている限り、ただ働きすると、そこの家では人夫がいくらも欲しいはずだから承知する」、それから牛と農夫は正直人の証人として呼び、瓦家の主人の家に行き、賭けをして勝って農夫は瓦家に住み、牛も大切に飼われた。それから何年か立ち、牛が「牛は長く飼ってはいけない。私を殺して人民に食べさせなさい。又、血は木の葉に染めて、四つ辻になっているところに立てなさい。魔除けになる。」と言う。農夫は殺すことができずに人民に殺してもらい、牛の言う通り四つ辻に立てた。それがシマクサラーの行事の始まりである。
| レコード番号 | 47O410647 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C017 |
| 決定題名 | もの言う牛(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | シマクサラーの話 |
| 話者名 | 大城蒲太 |
| 話者名かな | おおしろかまた |
| 生年月日 | 18860912 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 勝連村津堅 |
| 記録日 | 19720801 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T19A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 畑,牛,農夫,願い,瓦家,山に捨てられた,ウシがものを言う,賭け,血,木の葉,四つ辻,魔除け,シマクサラー |
| 梗概(こうがい) | 畑の中に牛が繋がれている。そこに農夫が通りがかり、その人に牛が声をかける。「自分の願いを聞いてほしい。向こうに見える瓦家は私が若い頃働いていた家だが、若い頃は私もろく働いたので大切にしてくれた。歳とって働けなくなったので、山に捨てられた。私が働いたので家も造ることが出来たのに」と」言い、「貴方があの主人の家に行き『ウシがものを言う』と強く言いなさい。主人は信じないはずだから1つ賭けをしようと言いなさい。もし牛がものを言わなければ自分が生きている限り、ただ働きすると、そこの家では人夫がいくらも欲しいはずだから承知する」、それから牛と農夫は正直人の証人として呼び、瓦家の主人の家に行き、賭けをして勝って農夫は瓦家に住み、牛も大切に飼われた。それから何年か立ち、牛が「牛は長く飼ってはいけない。私を殺して人民に食べさせなさい。又、血は木の葉に染めて、四つ辻になっているところに立てなさい。魔除けになる。」と言う。農夫は殺すことができずに人民に殺してもらい、牛の言う通り四つ辻に立てた。それがシマクサラーの行事の始まりである。 |
| 全体の記録時間数 | 8:28 |
| 物語の時間数 | 5:17 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |