後生の使い(共通語)

概要

昔、私が具志川の平良川というところで、客馬車の仕事をしていた時、そこの主人が客馬車が戻って来たら、馬や馬車を洗いに近くの川へ行ってくれと言った。その日は、雨だったので、仕事仲間が帰って来て、川へ一緒に行こうと歩いていると、途中で今でいうシェパードのような犬を見た。それは耳を立てて、しっぽも立てて赤っぽい色をした犬だった。何事なく通り過ぎて行った。そして、翌日の朝、お茶を飲みながら土地のおばあさんにそのことを話すと、おばあさんはびっくりして、石は投げなかったかと尋ねた。何もしなかったことを聞いて、おばあさんがいうのはあれは後生からの使いであるといった。もし、石を投げたら、石を投げた人の命を奪って後生に行くからと言った。それからはいたずらをして動物に石を投げるなと子供達に言い聞かせた。

再生時間:5:36

民話詳細DATA

レコード番号 47O410645
CD番号 47O41C017
決定題名 後生の使い(共通語)
話者がつけた題名
話者名 池宮城武戸
話者名かな いけみやぎむと
生年月日 19000110
性別
出身地 勝連村浜
記録日 19720803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T18B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 具志川の平良川,客馬車,シェパード,赤っぽい色をした犬,石,命を奪う
梗概(こうがい) 昔、私が具志川の平良川というところで、客馬車の仕事をしていた時、そこの主人が客馬車が戻って来たら、馬や馬車を洗いに近くの川へ行ってくれと言った。その日は、雨だったので、仕事仲間が帰って来て、川へ一緒に行こうと歩いていると、途中で今でいうシェパードのような犬を見た。それは耳を立てて、しっぽも立てて赤っぽい色をした犬だった。何事なく通り過ぎて行った。そして、翌日の朝、お茶を飲みながら土地のおばあさんにそのことを話すと、おばあさんはびっくりして、石は投げなかったかと尋ねた。何もしなかったことを聞いて、おばあさんがいうのはあれは後生からの使いであるといった。もし、石を投げたら、石を投げた人の命を奪って後生に行くからと言った。それからはいたずらをして動物に石を投げるなと子供達に言い聞かせた。
全体の記録時間数 5:52
物語の時間数 5:36
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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