
このお婆さんはあんまりけちんぼでね、大工のまかないが悪かったわけよ。そんなだから、大工が、床の柱を逆さに立てたわけさ。ふつうは、根元は下にして立てなければいかんが、このお婆が悪だったから、大工たちはいたずらしてやろうと言って、柱を逆立ちさせたんだね。ところが、手間賃を勘定するときになって、お婆さんは、常日頃は食事が悪かったからということで、手間賃を多くあげたらしい。多く銭をあげたので、これじゃあいかんと言って、大工の大将が、新築のお祝いのときに、「今日は、私が一番に立つ。」と言って、弓矢を持って一番に立ち、手を滑らしたふりをして、床の前の柱に弓矢を放ったわけさ。そしたら、この柱は換えなければならないということで、また別の木で、ふつうどおり、根は下にして換えたっていう話があったよ。
| レコード番号 | 47O410464 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C009 |
| 決定題名 | 床柱の逆立て(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 桃原樽充 |
| 話者名かな | とうばるたる |
| 生年月日 | 18840907 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 与那城村宮城島字桃原 |
| 記録日 | 19720807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 与那城村T10A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | お婆さん,けちんぼ,大工のまかない,床の柱,逆さに立てたわ,手間賃,弓矢 |
| 梗概(こうがい) | このお婆さんはあんまりけちんぼでね、大工のまかないが悪かったわけよ。そんなだから、大工が、床の柱を逆さに立てたわけさ。ふつうは、根元は下にして立てなければいかんが、このお婆が悪だったから、大工たちはいたずらしてやろうと言って、柱を逆立ちさせたんだね。ところが、手間賃を勘定するときになって、お婆さんは、常日頃は食事が悪かったからということで、手間賃を多くあげたらしい。多く銭をあげたので、これじゃあいかんと言って、大工の大将が、新築のお祝いのときに、「今日は、私が一番に立つ。」と言って、弓矢を持って一番に立ち、手を滑らしたふりをして、床の前の柱に弓矢を放ったわけさ。そしたら、この柱は換えなければならないということで、また別の木で、ふつうどおり、根は下にして換えたっていう話があったよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:42 |
| 物語の時間数 | 1:21 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |