渡嘉敷ペークー 黄金(共通語)

概要

渡嘉敷ペークが、公儀(くーじ)からの命令で、唐に留学したそうですよ。あんまり勉強ができたので、唐の先生から沖縄への土産として、黄金を貰ったそうですね。それで、ペークは、黄金をもらって帰る場合に、航海中、その黄金の番をすると言ってもう心配して眠れない。仲間に取られはしないかといってね。これ置いてあったらあまりいかんなあと、ほっておけと海に投げたそうですね。それで、ペークは、沖縄帰ってきて、家に着いたから、妻に、「だあ、私は黄金を捨てて損したから今日は損したお祝いするから、町で魚買っておいで。」って言ったって。大きなミーバイを、妻が買ってきて、腹をあけたら、捨てたその黄金を、ミーバイが飲んであるらしいんですよ。それで、ペークは、妻に、「やっぱし、一度入った徳は捨てても捨てられるもんじゃないねえ。」と言って、マギスーギをしたらしい。だからね、沖縄では、このときから、「黄金とぅめーてぃ黄金いーり(黄金を探して、黄金を得る)。」という言葉があるらしいんだよ。

再生時間:2:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O410427
CD番号 47O41C007
決定題名 渡嘉敷ペークー 黄金(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉英秀
話者名かな ひがえいしゅう
生年月日 19030503
性別
出身地 与那城村宮城島池味
記録日 19720806
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T8B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P155
キーワード 渡嘉敷ペーク,公儀,唐に留学,勉強ができた,唐の先生,沖縄への土産,黄金,海に投げた,大きなミーバイ
梗概(こうがい) 渡嘉敷ペークが、公儀(くーじ)からの命令で、唐に留学したそうですよ。あんまり勉強ができたので、唐の先生から沖縄への土産として、黄金を貰ったそうですね。それで、ペークは、黄金をもらって帰る場合に、航海中、その黄金の番をすると言ってもう心配して眠れない。仲間に取られはしないかといってね。これ置いてあったらあまりいかんなあと、ほっておけと海に投げたそうですね。それで、ペークは、沖縄帰ってきて、家に着いたから、妻に、「だあ、私は黄金を捨てて損したから今日は損したお祝いするから、町で魚買っておいで。」って言ったって。大きなミーバイを、妻が買ってきて、腹をあけたら、捨てたその黄金を、ミーバイが飲んであるらしいんですよ。それで、ペークは、妻に、「やっぱし、一度入った徳は捨てても捨てられるもんじゃないねえ。」と言って、マギスーギをしたらしい。だからね、沖縄では、このときから、「黄金とぅめーてぃ黄金いーり(黄金を探して、黄金を得る)。」という言葉があるらしいんだよ。
全体の記録時間数 2:28
物語の時間数 2:17
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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