猫化けの話(シマグチ)

概要

ある家に婆さんがいたんだが、その家で飼っている猫がお婆さんに化けてね。若い衆がそこからくる場合に、本当の婆さんが着る丹前なんかを着て店出したそうですよ。家族も婆さんの部屋に行ったら、婆さんは眠っているらしいんだ。不思議だなあと、家の人が非常に不思議に思って調べたら、やっぱし猫が化けていると分かってからね、袋にその猫を入れて、海に沈めたらしいんですよ。沈めて家に帰ってきたら、また家まで追うてきてるらしいんだよ。家の人は、「この野郎。」と思って殺したら、猫ではない、婆さんを殺してたらしいんですよ。これ、大変な話ですね。戦後のことですよ。だから、昔からこっちでは、犬、猫長く飼ったら後生に行くって、そういう意味があるんですがね。これは犬と猫とはあんまり長らく飼ったら化けるらしいんですね。実際の話ですよ。

再生時間:0:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O410425
CD番号 47O41C007
決定題名 猫化けの話(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 比嘉英秀
話者名かな ひがえいしゅう
生年月日 19030503
性別
出身地 与那城村宮城島池味
記録日 19720806
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 与那城村T8B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 よなぐすくの民話P227
キーワード 婆さん,猫,化けた,丹前,海に沈めた,猫長く飼うな,犬と猫と化ける
梗概(こうがい) ある家に婆さんがいたんだが、その家で飼っている猫がお婆さんに化けてね。若い衆がそこからくる場合に、本当の婆さんが着る丹前なんかを着て店出したそうですよ。家族も婆さんの部屋に行ったら、婆さんは眠っているらしいんだ。不思議だなあと、家の人が非常に不思議に思って調べたら、やっぱし猫が化けていると分かってからね、袋にその猫を入れて、海に沈めたらしいんですよ。沈めて家に帰ってきたら、また家まで追うてきてるらしいんだよ。家の人は、「この野郎。」と思って殺したら、猫ではない、婆さんを殺してたらしいんですよ。これ、大変な話ですね。戦後のことですよ。だから、昔からこっちでは、犬、猫長く飼ったら後生に行くって、そういう意味があるんですがね。これは犬と猫とはあんまり長らく飼ったら化けるらしいんですね。実際の話ですよ。
全体の記録時間数 0:48
物語の時間数 0:48
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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