我喜屋の始まり 兄弟始祖(共通語)

概要

我喜屋の始まりは、アーガ森(むい)の前の方のサーフというところに部落はあったようです。そのころ、薩摩から攻めて来たときに、こっちに住んでおった人は、全部殺されたそうだ。それを逃れるために、クェンナーという暗渠(あんきょ)の中に男と女の兄妹二人が入っておって戦を逃がれたから、この二人が夫婦になって、それから、この国を広げた人がこっちに残っていると言われておる。 そして、この二人はウフンダというところに立派な湧水(わきみず)があるわけさ。向こうから水を飲んで、サーフというところで第一の生活をやっていたが、向こうでもあんまりよくなくして、今度は、片隈(かたくま)神社の下の方に上里(イーシトゥ)というところで生活して、それから二番目に内村というところに住んで、内村の方にも少ししかいなかったんです。トゥマイ〔泊〕というところもある。そのころは、こっちはみな海だったようで、向こうが船着き場だったらしい。また部落の北側の方にウージという畑名(はるめい)があるが、向こうに海のウージというウナギがいますけれど、このウージというウナギを捕って食べて向こうで生活していたという話を聞いています。三番目に今の字のところに来たそうだ。私の小さい頃までは四十戸位しか戸数はなかったです。

再生時間:2:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O381362
CD番号 47O38C070
決定題名 我喜屋の始まり 兄弟始祖(共通語)
話者がつけた題名
話者名 西江幸進
話者名かな にしえこうしん
生年月日 19100927
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋
記録日 19850226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T27 B22 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,90
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 我喜屋,アーガ森,サーフ,部落,薩摩,クェンナー,暗渠,兄妹,ウフンダ,湧水,片隈神社,上里,内村,トゥマイ,船着き場,ウージ,ウナギ
梗概(こうがい) 我喜屋の始まりは、アーガ森(むい)の前の方のサーフというところに部落はあったようです。そのころ、薩摩から攻めて来たときに、こっちに住んでおった人は、全部殺されたそうだ。それを逃れるために、クェンナーという暗渠(あんきょ)の中に男と女の兄妹二人が入っておって戦を逃がれたから、この二人が夫婦になって、それから、この国を広げた人がこっちに残っていると言われておる。 そして、この二人はウフンダというところに立派な湧水(わきみず)があるわけさ。向こうから水を飲んで、サーフというところで第一の生活をやっていたが、向こうでもあんまりよくなくして、今度は、片隈(かたくま)神社の下の方に上里(イーシトゥ)というところで生活して、それから二番目に内村というところに住んで、内村の方にも少ししかいなかったんです。トゥマイ〔泊〕というところもある。そのころは、こっちはみな海だったようで、向こうが船着き場だったらしい。また部落の北側の方にウージという畑名(はるめい)があるが、向こうに海のウージというウナギがいますけれど、このウージというウナギを捕って食べて向こうで生活していたという話を聞いています。三番目に今の字のところに来たそうだ。私の小さい頃までは四十戸位しか戸数はなかったです。
全体の記録時間数 2:14
物語の時間数 2:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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