
弟の肝(きも)を見たという。「弟(うっとぅ)ぬ肝(ちむ)見(ん)ちゃん。」っていうて、この小鳥は鳴くというんだ。昼弁当を二人で一つしか持って遊びに行かなかったって。それで、野良行って遊んで、御飯時なって、ひもじくなったから、御飯食べようと思って、弟が先なって、兄さんと二人の御飯みな食べてなくなってしまった。それでしたから兄さん、怒ってしまって、「お前は、二人の弁当をも一人で食べて、これはいかんなあ。」と言って、これ弟の腹を切ったもんだから、これ、弟の心見たって。そして、小鳥に化けてしまって、小鳥が、「ウットヌチムチャーン」弟(うっとぅ)ぬ肝(ちむ)見(ん)ちゃんって言うてからに鳴くというんだ。
| レコード番号 | 47O381353 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C069 |
| 決定題名 | 時鳥兄弟(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 西江幸進 |
| 話者名かな | にしえこうしん |
| 生年月日 | 19100927 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋 |
| 記録日 | 19850226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村我喜屋 T27 B13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P 197 |
| キーワード | 弟,肝,小鳥,弁当,腹,心,ウットヌチムチャーン |
| 梗概(こうがい) | 弟の肝(きも)を見たという。「弟(うっとぅ)ぬ肝(ちむ)見(ん)ちゃん。」っていうて、この小鳥は鳴くというんだ。昼弁当を二人で一つしか持って遊びに行かなかったって。それで、野良行って遊んで、御飯時なって、ひもじくなったから、御飯食べようと思って、弟が先なって、兄さんと二人の御飯みな食べてなくなってしまった。それでしたから兄さん、怒ってしまって、「お前は、二人の弁当をも一人で食べて、これはいかんなあ。」と言って、これ弟の腹を切ったもんだから、これ、弟の心見たって。そして、小鳥に化けてしまって、小鳥が、「ウットヌチムチャーン」弟(うっとぅ)ぬ肝(ちむ)見(ん)ちゃんって言うてからに鳴くというんだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:13 |
| 物語の時間数 | 0:54 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |