
ある人が雨が降ったから、雨宿りをしようとして、亡くなってじきの人のね、墓の前で雨が止むのを待とうとしていたら、墓石の穴から手が出て、その男のカンピ(プ)ーの髪を引っ張るから、「なぜ、なにも人も居ないのに、死んだ人がこんなことをして髪の毛を引くかね。」と。よく見たら墓の屋根の下のはしるぐち〔入口〕は、石で楔をやってているだろう。その墓の石を抜いてね、墓の中から手を出して、「僕は生きてる、まだ生きてる」と言うて。この墓の中の人はまだぶちくん〔気絶〕なっただけで、死んでもないのに墓の中にぶち込んであったのかな。その人はまだ生きていてね、墓の前にいる人に知らせたから、そうしてこれから、ミジマチー〔水まつり〕というのをするという昔話。 ここでもまだしますが、死んで送った翌日はね、ミジマチーといってお墓に水持って行きます。この意味からして、ミジマチーいうのはね、人が死んだらよー、水を飾ったりまた花木に水を入れたりしますよ。
| レコード番号 | 47O381263 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C065 |
| 決定題名 | ナーチャミー由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 新垣国安 |
| 話者名かな | あらがきくにやす |
| 生年月日 | 19130216 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋 |
| 記録日 | 19850226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村我喜屋 T25 A18 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20,80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P 111 |
| キーワード | 雨宿り,墓,髪,ミジマチー,水 |
| 梗概(こうがい) | ある人が雨が降ったから、雨宿りをしようとして、亡くなってじきの人のね、墓の前で雨が止むのを待とうとしていたら、墓石の穴から手が出て、その男のカンピ(プ)ーの髪を引っ張るから、「なぜ、なにも人も居ないのに、死んだ人がこんなことをして髪の毛を引くかね。」と。よく見たら墓の屋根の下のはしるぐち〔入口〕は、石で楔をやってているだろう。その墓の石を抜いてね、墓の中から手を出して、「僕は生きてる、まだ生きてる」と言うて。この墓の中の人はまだぶちくん〔気絶〕なっただけで、死んでもないのに墓の中にぶち込んであったのかな。その人はまだ生きていてね、墓の前にいる人に知らせたから、そうしてこれから、ミジマチー〔水まつり〕というのをするという昔話。 ここでもまだしますが、死んで送った翌日はね、ミジマチーといってお墓に水持って行きます。この意味からして、ミジマチーいうのはね、人が死んだらよー、水を飾ったりまた花木に水を入れたりしますよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:52 |
| 物語の時間数 | 2:52 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |