ミルクとヒヤカ(共通語)

概要

昔、ミルクとヒヤカという二人の神がおってね、地盤争いの地取(じーとぅ)い勝負(しゅーぶー)したというんだな。最初にヒヤカの神はね、「今、目で見えるところはみな自分のもの。僕の領地だ。」と言った。ミルクの神がね、「それじゃあ、僕は見えないところだ。見えないところはみな僕のものだ。」と、そう言ったらしいね。地球は見える所は狭くて、見えない所が大きくたくさんあるでしょう。だから、ミルクの神のところの地(じー)は大きいから、さあ、作物を作ったら、ミルクの神は非常に大金持ちになったとな。ヒヤカの神が作った作物は鼠が食ってしょうがない。鼠にみんな荒らされて、ヒヤカの神は貧乏してしまった。それで、ヒヤカの神は、猫が鼠を取るからね、「これは、鼠を退治しなければいけない。鼠を退治するには猫を作らなければいけない。僕は、それじゃ、猫を作ろう。」と、今度は鼠を取る猫を作ったらしい。そして猫に鼠を退治させようと思ったら、鼠は小さい穴に入れるでしょう。だけど、猫は小さい穴に入れきれないから、猫が全部は退治できないで、今だに鼠がいるという。

再生時間:2:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O381222
CD番号 47O38C062
決定題名 ミルクとヒヤカ(共通語)
話者がつけた題名 ミルクとサーカの土地わけ
話者名 高良武雄
話者名かな たからたけお
生年月日 19070526
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字島尻
記録日 19800908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村島尻 T22 B18 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 伊平屋村民話集 P 100
キーワード ミルク,ヒヤカ,神,地取い勝負,領地,作物,大金持ち,鼠,貧乏,猫,退治,穴
梗概(こうがい) 昔、ミルクとヒヤカという二人の神がおってね、地盤争いの地取(じーとぅ)い勝負(しゅーぶー)したというんだな。最初にヒヤカの神はね、「今、目で見えるところはみな自分のもの。僕の領地だ。」と言った。ミルクの神がね、「それじゃあ、僕は見えないところだ。見えないところはみな僕のものだ。」と、そう言ったらしいね。地球は見える所は狭くて、見えない所が大きくたくさんあるでしょう。だから、ミルクの神のところの地(じー)は大きいから、さあ、作物を作ったら、ミルクの神は非常に大金持ちになったとな。ヒヤカの神が作った作物は鼠が食ってしょうがない。鼠にみんな荒らされて、ヒヤカの神は貧乏してしまった。それで、ヒヤカの神は、猫が鼠を取るからね、「これは、鼠を退治しなければいけない。鼠を退治するには猫を作らなければいけない。僕は、それじゃ、猫を作ろう。」と、今度は鼠を取る猫を作ったらしい。そして猫に鼠を退治させようと思ったら、鼠は小さい穴に入れるでしょう。だけど、猫は小さい穴に入れきれないから、猫が全部は退治できないで、今だに鼠がいるという。
全体の記録時間数 2:32
物語の時間数 2:14
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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