入口の用事(シマグチ)

概要

今の話は、結婚するまでには、まあ、男は性器もまともになるということは、みんな分かっている通りだ。妻を捜し、二人は結婚した。その夫が病気になって、何とかいう病気なんだけど、それに罹って、全部男の性器は、ほとんど失っているみたい。失う程度までひどくなっていた。しかし、まあ夫婦というのは、いつの間にか、妻が妊娠したから、周囲の人は、その人が男の道具のないことが分かっているうえに、妻が妊娠しているから、「この人の子ではない。」と言って騒いで問題になった。すると、今度は女の一言で、女が勝ったという、その言った言葉は、「そうすると、皆さんは他人の家に用事があって行くときにね、必ずその家の中に入って座敷に上がらないと用件はすまされないのかい。そこの戸口に立っては用事は出来ないの。」と妻に言われたから、皆何もいえなくて妻に負けたってさ。

再生時間:1:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O381195
CD番号 47O38C061
決定題名 入口の用事(シマグチ)
話者がつけた題名 うちでの用事
話者名 根路銘実敬
話者名かな ねろめじっけい
生年月日 19140919
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字前泊
記録日 19800907
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村前泊 T22 A17 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 90
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 伊平屋村民話集 P 227
キーワード 結婚,病気,性器,妊娠,言葉,用事,戸口
梗概(こうがい) 今の話は、結婚するまでには、まあ、男は性器もまともになるということは、みんな分かっている通りだ。妻を捜し、二人は結婚した。その夫が病気になって、何とかいう病気なんだけど、それに罹って、全部男の性器は、ほとんど失っているみたい。失う程度までひどくなっていた。しかし、まあ夫婦というのは、いつの間にか、妻が妊娠したから、周囲の人は、その人が男の道具のないことが分かっているうえに、妻が妊娠しているから、「この人の子ではない。」と言って騒いで問題になった。すると、今度は女の一言で、女が勝ったという、その言った言葉は、「そうすると、皆さんは他人の家に用事があって行くときにね、必ずその家の中に入って座敷に上がらないと用件はすまされないのかい。そこの戸口に立っては用事は出来ないの。」と妻に言われたから、皆何もいえなくて妻に負けたってさ。
全体の記録時間数 2:29
物語の時間数 1:53
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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