ウンジャミーの行事の話(共通語)

概要

国立ちの始めの話である。昔の喜界島(徳の島)でノロが沖縄に来たとき台風にあった。東海岸のガマの下にウグムイがあるが、そこに長い年月避難していた。昔、ノロは公事で偉い人が沖縄に来たときは補佐役を務めていた。そしてノロが偉い人と長く付き合い、その人が帰る時に、昔の国造りの初めは神が20名いるが、その神の誰にどの籍のどの神の位をくれるか決める。また、海神祭の船長か責任者も決めなければならない。偉い人が明日帰るという日に、この日の天気がよくなるようにということで、この行事が始まった。十五夜の日の夜に船神前主が家庭廻りをしてシバフミを持って家のお払いをして、四人の神が東と西の部落に分かれ、家庭を廻り、お払いをして、礼をする。フクナー神は毎年、何かをつくり、その年の家庭行事をお払いする。十六日の晩まで行事をするが、各家庭からそれぞれ鬼餅(カサ餅)を作って神に出すが、偉い人は何ギンと斤数が決まっている。その行事を済ませて翌日、花送りには神を馬に乗せ、海の神は先頭に立ち、それぞれの門中の神(どの門中がどこに行くのかは決まっている)が二頭の馬を引き連れて見送りする。その時に別れの歌がある。部落の東と西の両方で別れの歌を歌う。マズキナハンタといって、ここの部落の東にあるが、そこで見送りして、それが終わると各門中同士で集まり、昔は酒と魚を一皿づつもって神様に一年間の親戚の健康祈願をした。そのとき家では殿内でテルクロという行事がある。その時は親戚全部集まって茶碗にウンサーク(神酒)をついで、それでダナンサというお方が取次ぎしてテラコグチがはじまる。若い者が集まってエイサーもする。

再生時間:4:41

民話詳細DATA

レコード番号 47O381152
CD番号 47O38C058
決定題名 ウンジャミーの行事の話(共通語)
話者がつけた題名 馬の口 海神祭由来
話者名 伊礼孝進
話者名かな いれいこうしん
生年月日 19110627
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字田名
記録日 19800907
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村田名 T21 A09 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 喜界島,徳の島,ノロ,沖縄,台風,ガマ,ウグムイ,公事,国造り,神,位,海神祭,船長,行事,十五夜,船神前主,シバフミ,お払い,東,西,フクナー神,鬼餅,カサ餅,花送り,馬,海の神,門中,歌,マズキナハンタ,健康祈願,殿内,テルクロ,ウンサーク,神酒,ダナンサ,テラコグチ,エイサー
梗概(こうがい) 国立ちの始めの話である。昔の喜界島(徳の島)でノロが沖縄に来たとき台風にあった。東海岸のガマの下にウグムイがあるが、そこに長い年月避難していた。昔、ノロは公事で偉い人が沖縄に来たときは補佐役を務めていた。そしてノロが偉い人と長く付き合い、その人が帰る時に、昔の国造りの初めは神が20名いるが、その神の誰にどの籍のどの神の位をくれるか決める。また、海神祭の船長か責任者も決めなければならない。偉い人が明日帰るという日に、この日の天気がよくなるようにということで、この行事が始まった。十五夜の日の夜に船神前主が家庭廻りをしてシバフミを持って家のお払いをして、四人の神が東と西の部落に分かれ、家庭を廻り、お払いをして、礼をする。フクナー神は毎年、何かをつくり、その年の家庭行事をお払いする。十六日の晩まで行事をするが、各家庭からそれぞれ鬼餅(カサ餅)を作って神に出すが、偉い人は何ギンと斤数が決まっている。その行事を済ませて翌日、花送りには神を馬に乗せ、海の神は先頭に立ち、それぞれの門中の神(どの門中がどこに行くのかは決まっている)が二頭の馬を引き連れて見送りする。その時に別れの歌がある。部落の東と西の両方で別れの歌を歌う。マズキナハンタといって、ここの部落の東にあるが、そこで見送りして、それが終わると各門中同士で集まり、昔は酒と魚を一皿づつもって神様に一年間の親戚の健康祈願をした。そのとき家では殿内でテルクロという行事がある。その時は親戚全部集まって茶碗にウンサーク(神酒)をついで、それでダナンサというお方が取次ぎしてテラコグチがはじまる。若い者が集まってエイサーもする。
全体の記録時間数 4:53
物語の時間数 4:41
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP