鮫にのまれた人(共通語)

概要

これサイパンでうちと一緒にいた本部(もとぶ)の人から、聞いた話ですよ。「サバ食べない人もいる。」って言うもんだから、どうしてか聞いたわけよね。したら、漁師が海行って時化のときに、難破したら、その人がサバに飲まれたらしい。サバには、ナカというおいしいサバもあるけど、皮が少し薄黒くしているミジャーともあるよ。そのどっちだったか、大きいのにこう飲まれたわけさあね。それで、海行って時化で命を取られたら、この死体というものがね、もうどこに行くか分からんでしょう。その人は、大きいサバに飲まれて、またそのサバを漁師が捕ったからね、このサバが飲んだお陰で、死ぬには死んだけど、この人の死体はね、サバの腹の中に入っていて死体が上がって良かったから、助かったという意味になってるわけよ。だから、それでこの門中は、サバを食べないそうです。

再生時間:1:21

民話詳細DATA

レコード番号 47O380763
CD番号 47O38C038
決定題名 鮫にのまれた人(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊礼ウト
話者名かな いれいうと
生年月日 19110107
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋
記録日 19800908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T03 B12  
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 伊平屋村民話集 P140
キーワード サバ,漁師,時化,難破,ナカ,ミジャー,門中
梗概(こうがい) これサイパンでうちと一緒にいた本部(もとぶ)の人から、聞いた話ですよ。「サバ食べない人もいる。」って言うもんだから、どうしてか聞いたわけよね。したら、漁師が海行って時化のときに、難破したら、その人がサバに飲まれたらしい。サバには、ナカというおいしいサバもあるけど、皮が少し薄黒くしているミジャーともあるよ。そのどっちだったか、大きいのにこう飲まれたわけさあね。それで、海行って時化で命を取られたら、この死体というものがね、もうどこに行くか分からんでしょう。その人は、大きいサバに飲まれて、またそのサバを漁師が捕ったからね、このサバが飲んだお陰で、死ぬには死んだけど、この人の死体はね、サバの腹の中に入っていて死体が上がって良かったから、助かったという意味になってるわけよ。だから、それでこの門中は、サバを食べないそうです。
全体の記録時間数 1:40
物語の時間数 1:21
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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