
昔はね、牛、馬、猫、犬とかね、あらゆる動物のね、社交というのはね、殆ど自由だったらしい。ところが、神様が、「それではあかん。これは制限せんといかん。」というような事で、今度はみんな集めてね、制限したらしいんです。 そうしたところが、みんな行って、一番後から来たのが、馬だったらしい。「どうして、君、心配そうな顔しておるか。」
「神様のね、恋の制限を受けた場合にはね、私は一ヵ年に一遍ぐらいしか、子を生むことはできないというふうな宣告を受けてね、がっかりしておる。」というような事で、牛が十ヵ月。そいで、馬が十二ヵ月というふうな制限だったらしいんですよ。 そしたら、馬は神様に向かって、「この野郎、十二ヵ月というのはけしからんじゃないか。」と言って、足で蹴って神様の眉間を切ったらしい。それから、神様はね、怒って、「それじゃあもう制限なんかしない。あなた方は自由にしなさい。」
と言って、今度は自由になったらしい。
| レコード番号 | 47O380741 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C037 |
| 決定題名 | 年に何回(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上原忠信 |
| 話者名かな | うえはらちゅうしん |
| 生年月日 | 19121130 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県糸満市町端 |
| 記録日 | 19800907 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村前泊 T03 A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P218 |
| キーワード | 動物,社交,神様,制限,馬,牛,眉間,自由 |
| 梗概(こうがい) | 昔はね、牛、馬、猫、犬とかね、あらゆる動物のね、社交というのはね、殆ど自由だったらしい。ところが、神様が、「それではあかん。これは制限せんといかん。」というような事で、今度はみんな集めてね、制限したらしいんです。 そうしたところが、みんな行って、一番後から来たのが、馬だったらしい。「どうして、君、心配そうな顔しておるか。」 「神様のね、恋の制限を受けた場合にはね、私は一ヵ年に一遍ぐらいしか、子を生むことはできないというふうな宣告を受けてね、がっかりしておる。」というような事で、牛が十ヵ月。そいで、馬が十二ヵ月というふうな制限だったらしいんですよ。 そしたら、馬は神様に向かって、「この野郎、十二ヵ月というのはけしからんじゃないか。」と言って、足で蹴って神様の眉間を切ったらしい。それから、神様はね、怒って、「それじゃあもう制限なんかしない。あなた方は自由にしなさい。」 と言って、今度は自由になったらしい。 |
| 全体の記録時間数 | 2:06 |
| 物語の時間数 | 1:47 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |