
島尻では、ハブのことをキジムンと言いますよ。ハブを持ってきて尻尾の方をこう上にして逆さまに持つわけ。バケツにこのハブ入れて、ヤカンのお湯を沸かして、サーッと湯をかけたら、鱗がとれて、黄色い色がはっきりと出てなおさら綺麗くなるわけです。昔の人はね、この色見るのはまずいと言ってね、焼きよったですよ。これを焼いたら、あんまり焦げなったら味がないでしょ。またハブというのは皮が肉であってあまり肉がないわけですよ。だから炊いて食べる。で、うちのお婆さんはまた、少しもの嫌いな人だからね、婆さんが、お汁あがれば婆さんにあげて、身は私が食べました。で、おいしい時もありますがね。冬なんて少し痩せてるけど、夏なると蛙とか何とか、鼠とか食べるでしょう。あの場合にはね、少しおいしくなるわけですよ。何の臭いもなんにもないです。淋病や神経痛の薬って言ってですね、うちの婆さんはお汁あがれば、うちはまた身食べますよ。みんなは嫌だ嫌だと言うけどね、うちは食べて健康なって長生きしてますよ。万病の薬らしい。
| レコード番号 | 47O380728 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C037 |
| 決定題名 | ハブの食い方(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊礼ウト |
| 話者名かな | いれいうと |
| 生年月日 | 19110107 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋 |
| 記録日 | 19800908 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村我喜屋 T02 A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 90 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P60 |
| キーワード | 島尻,ハブ,キジムン,お湯,淋病,神経痛,万病の薬 |
| 梗概(こうがい) | 島尻では、ハブのことをキジムンと言いますよ。ハブを持ってきて尻尾の方をこう上にして逆さまに持つわけ。バケツにこのハブ入れて、ヤカンのお湯を沸かして、サーッと湯をかけたら、鱗がとれて、黄色い色がはっきりと出てなおさら綺麗くなるわけです。昔の人はね、この色見るのはまずいと言ってね、焼きよったですよ。これを焼いたら、あんまり焦げなったら味がないでしょ。またハブというのは皮が肉であってあまり肉がないわけですよ。だから炊いて食べる。で、うちのお婆さんはまた、少しもの嫌いな人だからね、婆さんが、お汁あがれば婆さんにあげて、身は私が食べました。で、おいしい時もありますがね。冬なんて少し痩せてるけど、夏なると蛙とか何とか、鼠とか食べるでしょう。あの場合にはね、少しおいしくなるわけですよ。何の臭いもなんにもないです。淋病や神経痛の薬って言ってですね、うちの婆さんはお汁あがれば、うちはまた身食べますよ。みんなは嫌だ嫌だと言うけどね、うちは食べて健康なって長生きしてますよ。万病の薬らしい。 |
| 全体の記録時間数 | 3:02 |
| 物語の時間数 | 2:39 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |