田名の無蔵水(共通語)

概要

昔、田名部落に大変綺麗な女の人がいた。この人はあちらこちらから結婚を求められたが、この島の人とは結婚できないと断った。それよりも前に本島のほうからやってきた新垣マツルという若い男の人が来た。この人は小船を持っていて漁師をしていた。この人はある日、この女の人の家にニ、三日いてから漁に出て行った。しかし災難に会って帰ってこなくなった。一月たっても帰って来なかった。三月たっても帰って来ないので、部落のなかにはもうあの人のことは忘れて結婚してくれと申し出る人もいた。しかしこの人は、いや必ずあの人は帰ってくると待ち続けた。この人は無蔵水という石のところに行って機織りをしながら男の帰りを待っていた。すると海の遠いところにクバ笠のようなものが見えた。それがだんだん近くなると大きく見えて、近寄るとそれは船になって、その上には男の人が乗っていた。それが夫になって結婚したという話。この話には歌もある。「うふだなのくしに んぞうみじのあよん うとぅふいるあんわ あれにあみし うとぅんふやびらん ひとぅんふやびらん いまわらびやってぃるつうやふたる」という。

再生時間:4:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O380720
CD番号 47O38C036
決定題名 田名の無蔵水(共通語)
話者がつけた題名 無蔵水の話
話者名 名嘉ヤス
話者名かな なかやす
生年月日 19141207
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊平屋村字我喜屋
記録日 19800908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊平屋村我喜屋 T02 A01 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,60
発句(ほっく)
伝承事情 先生の家で先生から聞いた。
文字化資料
キーワード 田名部落,結婚,新垣マツル,漁師,災難,無蔵水,機織り,クバ笠,船,歌
梗概(こうがい) 昔、田名部落に大変綺麗な女の人がいた。この人はあちらこちらから結婚を求められたが、この島の人とは結婚できないと断った。それよりも前に本島のほうからやってきた新垣マツルという若い男の人が来た。この人は小船を持っていて漁師をしていた。この人はある日、この女の人の家にニ、三日いてから漁に出て行った。しかし災難に会って帰ってこなくなった。一月たっても帰って来なかった。三月たっても帰って来ないので、部落のなかにはもうあの人のことは忘れて結婚してくれと申し出る人もいた。しかしこの人は、いや必ずあの人は帰ってくると待ち続けた。この人は無蔵水という石のところに行って機織りをしながら男の帰りを待っていた。すると海の遠いところにクバ笠のようなものが見えた。それがだんだん近くなると大きく見えて、近寄るとそれは船になって、その上には男の人が乗っていた。それが夫になって結婚したという話。この話には歌もある。「うふだなのくしに んぞうみじのあよん うとぅふいるあんわ あれにあみし うとぅんふやびらん ひとぅんふやびらん いまわらびやってぃるつうやふたる」という。
全体の記録時間数 5:49
物語の時間数 4:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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