
ここの仲地というお祖父さんたちは、船乗りをしていて、元は公儀前(クージメー)と言ってね、船を持っていたらしい。その人達が持っていた昔の船は、松船で蒲(がま)の帆を張った船らしいですね。その船で、こっちから那覇に行くときに、風に荒れてから、那覇に行くことが出来ずに、風にもたれて潮にもたれて流されて、大和の長崎に着いたわけよ。それで、向こうの長崎から沖縄(うちなー)に帰って来たんですよ。向こうの大和の大きな船は、こっちから長崎に行くのもどうもないさ。このお祖父さん達のように、こっちの小さな船で無事で、大和に行くのは珍しいさ。だから、「こっちの小さい船で、沖縄から流れて行って向こうの土地を踏んできて、大和(やまとぅ)大島旅したのは、タンメー達(たー)が始めてだよ。」と言って、みんな誇りにしてるわけ。そのお祖父さんたちも、酒飲んで騒いでいるときは、「大和の長崎ちぇちぇちぇ。」と歌っていたよ。
| レコード番号 | 47O380707 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C036 |
| 決定題名 | 長崎に流された人(シマグチ混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊礼孝進 |
| 話者名かな | いれいこうしん |
| 生年月日 | 19110627 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊平屋村字田名 |
| 記録日 | 19800907 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊平屋村田名 T01 B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 夕食時、及び祝いで皆が集まる時 おもに両親から聞いた |
| 文字化資料 | 伊平屋村民話集 P76 |
| キーワード | 仲地,お祖父さん,船乗り,公儀前,クージメー,松船,蒲の帆,長崎,沖縄,大和,タンメー達,歌 |
| 梗概(こうがい) | ここの仲地というお祖父さんたちは、船乗りをしていて、元は公儀前(クージメー)と言ってね、船を持っていたらしい。その人達が持っていた昔の船は、松船で蒲(がま)の帆を張った船らしいですね。その船で、こっちから那覇に行くときに、風に荒れてから、那覇に行くことが出来ずに、風にもたれて潮にもたれて流されて、大和の長崎に着いたわけよ。それで、向こうの長崎から沖縄(うちなー)に帰って来たんですよ。向こうの大和の大きな船は、こっちから長崎に行くのもどうもないさ。このお祖父さん達のように、こっちの小さな船で無事で、大和に行くのは珍しいさ。だから、「こっちの小さい船で、沖縄から流れて行って向こうの土地を踏んできて、大和(やまとぅ)大島旅したのは、タンメー達(たー)が始めてだよ。」と言って、みんな誇りにしてるわけ。そのお祖父さんたちも、酒飲んで騒いでいるときは、「大和の長崎ちぇちぇちぇ。」と歌っていたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:32 |
| 物語の時間数 | 1:51 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |