
継親が、継子を自分の子どもがいない間に、殺してね、殺して、父親が、「おい、もう一人はどこへ行ったのか。」と言うと、「自分で、間違って死んでしまったので庭に埋めた。」と言った。それで、継親が竹、やっぱり竹を(目印として)竹を植えておいた。竹を植えておいたので、この父親がね、父親が、(継子を)掘り出して、掘り出してこの竹はこのまま埋めたってよ。そのまま埋めておいたので、この竹が程々に成長したので、程々に成長したのでね、切って笛を作ってね、笛を作ったのでね、この笛を吹いたら、「お母さんよう、お母さんよう、私は……。」と言って、人が聞いたらあれしたってね。笛、この竹で作った笛がね、笛。人が聞いたら、「お母さんよう、お母さんよう。」と、埋めた子が、「お母さんよう、お母さんよう。」と言ってるように、聞こえたってね。そういう話もあるんだがね、で、それで人間というものはたたりがあるんだなあという話ですよ。やっぱり世間の人がその竹を切って吹いた、吹いたからね、「おまえ、この笛は、竹はどこから、この笛の材料はどこから持ってきて作ったのか。」言うと、「どこそこの、この子どもを埋めているところに、生えていた。そこから切ってきたんだよ。」と、「そうか。」と、それから(人のたたりとは)たいしたものだなという、そういう話がありますよ。
| レコード番号 | 47O383010 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C155 |
| 決定題名 | 継子話 継子と笛(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊礼亀助 |
| 話者名かな | いれいかめすけ |
| 生年月日 | 19021124 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字諸見 |
| 記録日 | 19820905 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T15 B05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P70 |
| キーワード | 継親,継子,竹,笛 |
| 梗概(こうがい) | 継親が、継子を自分の子どもがいない間に、殺してね、殺して、父親が、「おい、もう一人はどこへ行ったのか。」と言うと、「自分で、間違って死んでしまったので庭に埋めた。」と言った。それで、継親が竹、やっぱり竹を(目印として)竹を植えておいた。竹を植えておいたので、この父親がね、父親が、(継子を)掘り出して、掘り出してこの竹はこのまま埋めたってよ。そのまま埋めておいたので、この竹が程々に成長したので、程々に成長したのでね、切って笛を作ってね、笛を作ったのでね、この笛を吹いたら、「お母さんよう、お母さんよう、私は……。」と言って、人が聞いたらあれしたってね。笛、この竹で作った笛がね、笛。人が聞いたら、「お母さんよう、お母さんよう。」と、埋めた子が、「お母さんよう、お母さんよう。」と言ってるように、聞こえたってね。そういう話もあるんだがね、で、それで人間というものはたたりがあるんだなあという話ですよ。やっぱり世間の人がその竹を切って吹いた、吹いたからね、「おまえ、この笛は、竹はどこから、この笛の材料はどこから持ってきて作ったのか。」言うと、「どこそこの、この子どもを埋めているところに、生えていた。そこから切ってきたんだよ。」と、「そうか。」と、それから(人のたたりとは)たいしたものだなという、そういう話がありますよ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:53 |
| 物語の時間数 | 3:46 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |