
昔の継子の話。本妻と妾の女二人に、男一人の関係になってしまって、この本妻は、本妻の子には、この子は自分の子なので、仕事をする時間も短くて、仕事をさせてもあまり難儀をさせないで、この継子の方をたくさんこき使って、ごはんも自分の、本妻の子から先に食べさせて、この継子はずっと後からごはんは食べさせた。一回、仕事に行くとき、継母は、「継子が仕事に行っているのでごはんを持っていって食べさせないといけない。」と思って、この継母は継子を殺す考えだから、ごはんを入れて、その中に毒を入れて、畑に持って行って、このごはんを食べさせようと持って行って、「ごはん食べなさい。」と言ったら、仕事は、田の草はまだ残っていたので、「もう少し。すぐこの草を取り終ったら、もうずっと出られるから。」と、そう言ったので、道に、そこに家から持ってきたごはんを置いていた。ところがそれをカラスが食べて、カラスが飛べなくなってバタバタと、もがいているのを見たこの継子は、それからびっくりして弁当は食べずに、仕事を終ると、家から持ってきたごはんは食べないようにして、また家に包んで持って行った。家ではごはんを残してきているので、あまりにも不思議で、継母が。「この子でさえも(毒の入った弁当を)食べても死んでないので、どうもないんじゃないか。」と思って、継母は弁当を食べたので、継母は死んでいなくなったって。継子は、昔の継子はこんな扱いだったって。
| レコード番号 | 47O382992 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C154 |
| 決定題名 | 継子話 烏と弁当(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊是名千松 |
| 話者名かな | いぜなせんまつ |
| 生年月日 | 18920323 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字勢理客 |
| 記録日 | 19810404 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T14 B17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P72 |
| キーワード | 継子,本妻,妾,毒,田の草,カラス |
| 梗概(こうがい) | 昔の継子の話。本妻と妾の女二人に、男一人の関係になってしまって、この本妻は、本妻の子には、この子は自分の子なので、仕事をする時間も短くて、仕事をさせてもあまり難儀をさせないで、この継子の方をたくさんこき使って、ごはんも自分の、本妻の子から先に食べさせて、この継子はずっと後からごはんは食べさせた。一回、仕事に行くとき、継母は、「継子が仕事に行っているのでごはんを持っていって食べさせないといけない。」と思って、この継母は継子を殺す考えだから、ごはんを入れて、その中に毒を入れて、畑に持って行って、このごはんを食べさせようと持って行って、「ごはん食べなさい。」と言ったら、仕事は、田の草はまだ残っていたので、「もう少し。すぐこの草を取り終ったら、もうずっと出られるから。」と、そう言ったので、道に、そこに家から持ってきたごはんを置いていた。ところがそれをカラスが食べて、カラスが飛べなくなってバタバタと、もがいているのを見たこの継子は、それからびっくりして弁当は食べずに、仕事を終ると、家から持ってきたごはんは食べないようにして、また家に包んで持って行った。家ではごはんを残してきているので、あまりにも不思議で、継母が。「この子でさえも(毒の入った弁当を)食べても死んでないので、どうもないんじゃないか。」と思って、継母は弁当を食べたので、継母は死んでいなくなったって。継子は、昔の継子はこんな扱いだったって。 |
| 全体の記録時間数 | 2:42 |
| 物語の時間数 | 2:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |