
男の兄弟が二人、あるところに住んでいたんだが、仕事をするところに、兄が弟に、「昼ごはんもっておいで。」と言って、先に行った。弟が芋を煮て持っていくと、「お前が家で食べてきたので、たったこんだけ持って来たんだろう。」と、兄さんが言った。それで、弟は、「よし、食べないと言ってるのに、食べたと言うんなら、私の腹を開けて見なさい。」と、言ったので、兄が開けてみると芋の皮がただ少し入っていたそうだ。だから弟を殺したといって、ウットゥンチミチャー(ホトトギス)になって、「ウットゥンチミチャー〔弟を殺した〕。」と、鳴いているんじゃないかな。
| レコード番号 | 47O382914 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C150 |
| 決定題名 | 時鳥兄弟(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | ホトトギスになった兄弟 |
| 話者名 | 名嘉正健 |
| 話者名かな | なかせいけん |
| 生年月日 | 18950612 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字伊是名 |
| 記録日 | 19810403 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T12 A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父や学校の先生から聞いた。 |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P117 |
| キーワード | 兄弟,昼ごはん,芋,腹,ウットゥンチミチャー,ホトトギス |
| 梗概(こうがい) | 男の兄弟が二人、あるところに住んでいたんだが、仕事をするところに、兄が弟に、「昼ごはんもっておいで。」と言って、先に行った。弟が芋を煮て持っていくと、「お前が家で食べてきたので、たったこんだけ持って来たんだろう。」と、兄さんが言った。それで、弟は、「よし、食べないと言ってるのに、食べたと言うんなら、私の腹を開けて見なさい。」と、言ったので、兄が開けてみると芋の皮がただ少し入っていたそうだ。だから弟を殺したといって、ウットゥンチミチャー(ホトトギス)になって、「ウットゥンチミチャー〔弟を殺した〕。」と、鳴いているんじゃないかな。 |
| 全体の記録時間数 | 1:08 |
| 物語の時間数 | 0:42 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |