瓦屋節の由来(共通語)

概要

あれはですね、支那と沖縄と貿易やってからですね、その当時に支那から沖縄に、何か技術員連れて来てですね、あの、今の古い瓦ですね、あれを製造する技術員を沖縄に連れてきたそうですよ。だから、沖縄の王様たちは、この技術員を楽しませるためにね、立派な女をもらわせなければ、いけないというふうですね。もう一人の子どもを生んでいる、結婚している女、ひっぱってきてですね、この支那の技術員にわたしたそうですよ、むりやりに。これがこうして、この 「瓦屋頂(かわらやちじ)登(ぬぶ)てぃ……。」というのは、この女が歌ったらしいですよ。自分の先の夫のことを思ってですね、瓦にのぼって、前は南ですね、自分のもとの夫が住んでおるところです。だから、島の浦は見えるが(島の)格好は見えるが、夫は見えないというのが、この瓦屋節です。また、あの「ベーベーぬ草刈いが。」という歌もあるでしょう、ね。これは、また、すてられた息子がやった歌です。「御前達(いったー)ぁアンマーまーかいがー〔お前のお母さんはどこに行った。〕ベーベーぬ草刈いが べーベーぬまさ草(ぐさ)や畑(はーる)ぬわかみんな〔山羊の草刈りに、山羊の好きな草は、畑のるりはこべ〕。」

再生時間:2:08

民話詳細DATA

レコード番号 47O382808
CD番号 47O38C144
決定題名 瓦屋節の由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 末吉覚一
話者名かな すえよしかんいち
生年月日 19100825
性別
出身地 沖縄県島尻郡伊是名村字内花
記録日 19800906
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 島尻郡伊是名村 T09 B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,60
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いぜな島の民話 P201
キーワード 支那,沖縄,貿易,瓦,王様,結婚,瓦屋節,島の浦,歌,アンマー,山羊,草刈り
梗概(こうがい) あれはですね、支那と沖縄と貿易やってからですね、その当時に支那から沖縄に、何か技術員連れて来てですね、あの、今の古い瓦ですね、あれを製造する技術員を沖縄に連れてきたそうですよ。だから、沖縄の王様たちは、この技術員を楽しませるためにね、立派な女をもらわせなければ、いけないというふうですね。もう一人の子どもを生んでいる、結婚している女、ひっぱってきてですね、この支那の技術員にわたしたそうですよ、むりやりに。これがこうして、この 「瓦屋頂(かわらやちじ)登(ぬぶ)てぃ……。」というのは、この女が歌ったらしいですよ。自分の先の夫のことを思ってですね、瓦にのぼって、前は南ですね、自分のもとの夫が住んでおるところです。だから、島の浦は見えるが(島の)格好は見えるが、夫は見えないというのが、この瓦屋節です。また、あの「ベーベーぬ草刈いが。」という歌もあるでしょう、ね。これは、また、すてられた息子がやった歌です。「御前達(いったー)ぁアンマーまーかいがー〔お前のお母さんはどこに行った。〕ベーベーぬ草刈いが べーベーぬまさ草(ぐさ)や畑(はーる)ぬわかみんな〔山羊の草刈りに、山羊の好きな草は、畑のるりはこべ〕。」
全体の記録時間数 2:28
物語の時間数 2:08
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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