
今の船が着く(渡久地)新港のとなりに、瀬底島があるさあね。瀬底島。その間を、昔は船を走らせるときにはね、口では言いあらわせないくらいの大きな蛸がね、横から船に手を入れてね、大変な危険が生じたって。それで、この辺の人が、「この大蛸をどのようにして取ろうかな。」と言って、相談していたって。それでも男の仲間でさえも誰にもできない。一人の女のね、考えはね、かまどの灰ね、あれを船の一杯積んでですね。灰をぶろっくの一杯積ませてね、(そこを通ると)蛸が灰を吸いつけたでしょう。それで、この船に手をかけて、(船)を両方からだきかかえたので、刀ですぐ、(蛸の)手をかけしだい切ってね、それで、この蛸を退治したって。そういう話がある女の知恵で退治したってよ。
| レコード番号 | 47O382740 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C141 |
| 決定題名 | 大蛸を捕えた話(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 末吉覚一 |
| 話者名かな | すえよしかんいち |
| 生年月日 | 19100825 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字内花 |
| 記録日 | 19800904 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 島尻郡伊是名村 T08 A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いぜな島の民話 P203 |
| キーワード | 船,瀬底島,大蛸,かまどの灰,退治,女の知恵 |
| 梗概(こうがい) | 今の船が着く(渡久地)新港のとなりに、瀬底島があるさあね。瀬底島。その間を、昔は船を走らせるときにはね、口では言いあらわせないくらいの大きな蛸がね、横から船に手を入れてね、大変な危険が生じたって。それで、この辺の人が、「この大蛸をどのようにして取ろうかな。」と言って、相談していたって。それでも男の仲間でさえも誰にもできない。一人の女のね、考えはね、かまどの灰ね、あれを船の一杯積んでですね。灰をぶろっくの一杯積ませてね、(そこを通ると)蛸が灰を吸いつけたでしょう。それで、この船に手をかけて、(船)を両方からだきかかえたので、刀ですぐ、(蛸の)手をかけしだい切ってね、それで、この蛸を退治したって。そういう話がある女の知恵で退治したってよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:05 |
| 物語の時間数 | 0:55 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |